‘20年7月23日(木) 東京都の新宿や池袋で 相次いでいた接待を伴う飲食店 での集団感染が、足立区でも 新たに確認された。 濃厚接触した客の特定を急ぐ 足立区は、感染が起きた 店名の公表に踏み切ったが、 店名を公表するか否かは、 自治体によって判断に ばらつきがある。 20日夜、東京都足立区は、 区内のフィリピンパブ2店で 従業員ら計22人のクラスター (感染者集団)が発生した として、店名を公表した。 繁華街での感染は都内各地で 相次ぐが、店名の公表は異例。 利用客が東京以外の広範囲に わたる可能性があり、 「接触した客が特定できない」 (同区保健所長)との理由だった。 2店は、東武伊勢崎線沿いの 狭い路地に小規模なパブや カラオケ店、バーなどが密集 する一角にある。あちこちに フィリピン国旗が飾られ、 「リトルマニラ」とも 呼ばれるエリアだ。 店名の公表をめぐっては、 様々な声が聞か