‘22年6月20日(月) 以前、『こどもの詩』欄で 「バスケットボール」と 題する小学2年生の作品が 目に留まった ◆<わたしはバスケが すきです/ボールをつく音 /バッシュがキュッとなる音 /シュートが入った音・・・>。 腰を落としてボールを タムタムつき、急ターンした 足元がキュッと鳴く。 体育館を沸かせる音の彩りは、 きびきびした連携プレーが 奏でるのだろう ◆保護者ら5人が一丸となって 子どもの命を救った記事を 本紙埼玉県版で読んだ。 12歳の女児がバスケの試合中に 倒れた。 息も脈もなく、顔色は真っ青 だったという。 心臓手術を受けたことのある 男性コーチはすぐにAED (自動体外式除細動器)を とりに走った ◆蘇生措置が1分遅れれば 救命率は10%ずつ落ちていく。 119番する親に、偶然居合わせて AEDの電気ショックを試みる 看護師、心臓マッサージを 繰り返す女性・・・女児は