‘23年10月25日(水) 人とすれ違う際、新型コロナウイルスの 感染リスクは、通過後5秒以内に ピークに達するとの研究結果を、 筑波大の研究チームが英科学誌 「サイエンティフィック・リポーツ」に 発表した。 すれ違う際、息を止めたり、 1㍍以上距離を取ったりすること などが感染対策として有効という。 新型コロナの感染者は 引き続き確認されており、同チームは 移動時の感染予防は大きな課題だとして、 主要な感染経路とされる エアロゾル粒子の量の推移から 感染リスクを調べた。 具体的には、口からエアロゾル粒子を 出す装置を着けたマネキンを、 歩行(時速5㌔) ▽ジョギング(時速10㌔) ▽ランニング(時速15㌔) ▽スプリント(時速20㌔)――の 4条件で屋内で動かし、一定範囲内の 粒子の量を計測。 換気の有無も比較した。 その結果、粒子数はすべての条件で 5秒以内にピークに達し、その後急激に