’23年9月23日(土) 消費者庁と国民生活センターは21日、 遺体の保冷目的で使われる ドライアイスが気化した二酸化炭素を 吸い込んで中毒死したと疑われる 事故が少なくとも3件あったと発表した。 いずれも遺体を納めたひつぎのそばで 発見されていた。 両者によると、消費者安全法に 基づいて事故情報を登録している 2010年以降、宮城、宮崎、沖縄の 3県で3人が亡くなっていた。 いずれも二酸化炭素中毒が 疑われるという。 宮城県では、 ドライアイスを敷き詰めた棺おけの 小窓を開けたそばで70代の人が 意識不明の状態で見つかった。 宮崎と沖縄のケースは、 ふたを開けた棺おけに 人が顔を突っ込んだ状態で発見された。 いずれも後に死亡が確認された。 空気中の二酸化炭素濃度は 約0.04%だが、3%以上になると めまいや頭痛などを起こし、 5%で呼吸困難を発症。 30%で即時に意識がなくなる。 無色