'15年4月28日(火) [ネパール] ブログ村キーワード ○ヒマラヤのアンモナイト 「それは赤茶色をした岩の かたまりだった。 丘の上に巨大な半円形の 貝殻の姿を見せている」。 詩人の佐々木幹郎さんは 昭和63年5月、ネパールの 山奥の村で、あこがれの 巨石にたどりついた。 ▼直径140㌢、厚さ35㌢も あった、世界最大級の アンモナイトの化石である。 大昔、村のある場所が、 巨大アンモナイトが暮らす 海の底であったことを 示していた (『カトマンズ デイ ドリーム』五柳書院)。 ▼インド亜大陸は 2億数千万年前、南半球に あった大陸から分裂した。 インド・オーストラリア プレート(岩板)に乗って 北上を始め、 約5千万年前にユーラシア 大陸が乗るプレートに衝突 する。その結果、かつての 海底が押し上げられて、 世界最高峰のヒマラヤ山脈が できた、とされる。 ▼インド・オーストラリア プ