‘22年11月17日(木) 世界の総人口が15日、 80億人に達した。 新興国や途上国の人口が 伸びる中で、長らく世界一の 人口大国として知られてきた 中国は、来年にもインドに その座を明け渡す見通しだ。 かつて生まれる子どもの数を 厳しく制限してきた中国政府は、 一転して人口が減る事態への 危機感を強めている。 「インドが人口で中国を抜いて 世界1位になったというのは、 事実か」。 今年3月、中国メディアが こんな記事を出した。 ネット上でインドが人口で中国を 抜いたとの臆測が出回ったことが きっかけだった。 記事では、インド政府の公式の 数字ではまだ抜かれていないと 結論づけた。 「(インドが)平均年齢の若さを 優位性に変えるためには、 良好な教育や産業、自由など といった要素が必要だ」とする 中国人研究者のコメントを引用し、 仮に抜かれても脅威ではないとの 見方を示した。 臆測や報道