'18年10月19日(金) [詐欺師] ブログ村キーワード 東欧出身の ルースティッヒといえば、 シカゴのギャングのボス、 アル・カポネからも 大金を巻き上げた希代の 詐欺師である。 パリに滞在中の1925年、 エッフェル塔が 修理を必要としているとの 記事を新聞で読み思いつく ▼自ら 「逓信省長官代理」 と名乗り、 金属スクラップ業者を 呼び出して告げた。 塔の修理はコストが かかり過ぎるので、 取り壊して スクラップとして売る ことにした。 大乗り気の業者の耳元に、 賄賂を持ちかける。 まんまと札束をせしめた ルースティッヒは、 ウィーン行きの列車に 飛び乗った (『詐欺とペテンの大百科』 青土社) ▼JR五反田駅に近い 旅館の跡地は、 約2千平方㍍の広さを 持つ希少物件である。 入札なら 100億円にもなる 東京都心の一等地を 狙ったグループは、 土地の所有者や 仲介業者になりすまし