‘22年12月23日(金) サッカーのワールドカップ(W杯) カタール大会で得点王になった フランス代表のエムバペは、 パリ郊外の移民街で育った。 父はカメルーン出身で 少年サッカーの監督だった。 母はアルジェリア移民2世で 元ハンドボール選手。 息子は8歳の時にはサッカーの 神童として有名だったが、 本当は名門ビジネススクールに 入れたかったという。 「黒人とアラブ系の子供だから 苦労する」と思い、 学歴をつけさせたかったのだと 仏紙で話した。 エムバペは仏1部リーグ、 パリ・サンジェルマン所属の 国民的スター。 外国への移籍話が出ると、 大統領が電話で「行かないで」と 頼むほどだが、いまも人種差別に 直面する。 試合でPKをはずし、客席から 「猿野郎」と罵声を浴びたこともある。 そんな時、彼は黙っていない。 「僕を猿扱いする人のために 試合はしない」と抗議した。 SNSで極右が黒人をお