'15年7月21日(火) [国債] ブログ村キーワード 重篤な患者を見守るように 日本経済の行方を案じて いる日本の国民。 ギリシャから語りかけて くるものはないのか。 他紙の「社説」にあたる 産経新聞の「正論」が 次のような主張を掲げて いる。 双日総合研究所チーフ エコノミスト・吉崎達彦 ギリシャ債務問題をどう評 するか。現在進行中だけに、 悩ましいところがあるが、 わが国にとっての示唆を 3点考えてみたい。 ≪ナイーブな議論に 流されるな≫ まずは通貨ユーロについて。 発足から10年以上が過ぎて から、統一通貨が抱える 根本的な矛盾が表面化して きた。 ギリシャの加入を決めた ときは、 欧州連合(EU)内には 「プラトンの国にノーは 言えない」という声が あったと聞く。 が、今のギリシャに ソクラテスが居るようには とても思えない。 政治的な理想論に走って、 経済的な現実を軽視して