‘23年9月16日(土) 全国でインフルエンザ感染が 異例のスピードで拡大している。 沖縄県は夏季では4年ぶりとなる 注意報を発令し、例年より 2~3カ月程度早く9月に 流行期に入った自治体も続出。 免疫力の低下や、今年5月からの 新型コロナウイルスの5類移行による 人流の活発化などが背景にあると みられる。 厚生労働省の統計によると、 コロナ禍で外出自粛などが行われた 令和2、3年はインフルエンザの 流行は収まっていたが、 昨年12月から状況が変化。 全国の定点医療機関から 報告された1機関当たりの インフルエンザの患者数は、 流行の目安とされる1人を超える 状況が続いている。 今年9月10日までの1週間は 前週比75%増の4.48人に上った。 都道府県別で最も多いのは沖縄県で 13.43人。 基準値とされる10人を超えた ことから、14日に注意報を発令した。 福井県では1.41人の患者