‘22年7月20日(水) 奈良県立医大の中野竜一准教授 (微生物学)と香芝市の 金属加工会社「やまと真空工業」が 共同開発し、同社が2月から販売 しているマスクに、 新型コロナウイルスの オミクロン株も不活化する効果が 確認された。 4層構造の内側に特殊な銅合金を 含む不織布マスク (1箱30枚入り3120円)で、 15日から 「小さめサイズ」(同2700円)と 「こども用サイズ」(同2550円)も 発売した。 中野准教授は薬剤耐性細菌の 研究が専門。 ドアノブなどを介した院内感染を 防ごうと金属の研究を始め、 亜鉛など複数種類の金属を含む 特殊な銅合金に、ウイルスを 不活化する高い効果があることを 確認した。 同社の技術を生かし銅合金を 不織布に蒸着。マスク開発に 成功した。 評価試験では野生株やデルタ株を 2分で検出できない量(10万分の1)まで 減少させる効果を確認しており、 今回新