‘24年6月26日(水) 奈良県は25日、 吉野町柳で22日に ツキノワグマが出没したと 発表した。 これまで生息が報告されて いなかった地域で、県は 注意を呼びかけている。 県農業水産振興課によると、 22日午後1時ごろ、 猟師らがイノシシやシカの 捕獲を行っていたところ、 2~3歳ぐらいのツキノワグマの 雄(全長1.1㍍)が現れた。 クマはそのまま向かってきたため、 猟師は猟銃を発砲し、射殺した。 猟師らにけがはなかった。 同課によると、 今年は4月1日~6月22日で ツキノワグマの目撃情報が 38件にのぼり、 前年同期より20件近く多いという。 事故防止のため、県は鈴やラジオ など音の出るものを携帯し、 遭遇したらゆっくりと静かに 立ち去ることを呼びかけている。 (産経新聞6/25 17:38)