‘22年7月19日(火) 欧州南西部の各地で 山火事を引き起こしている熱波は 17日も和らぐ気配を見せず、 週明けには一部で再び 最高気温を更新するもようだ。 欧州南西部が熱波に見舞われる のは今年2度目。 フランス、ポルトガル、スペイン、 ギリシャでは大規模な山火事が 発生し、複数の犠牲者が出ている。 仏南西部ジロンド県の海沿いの町 アルカションでは12日に2か所で 山火事が発生。 100平方㌔以上に燃え広がり、 消火活動が行われている。 火災を受け、地元住民と観光客 合わせて1万4000人以上が 避難を余儀なくされた。 仏気象局によると、17日には 気温が南仏の一部で41度、 北西部でも35度まで上がった。 18日には再び最高気温を 更新する見通しだ。 仏アルプスの各当局は、 異常気象により落石が相次いで いるとして、西欧最高峰の モンブランに向かう登山客に 旅程の延期を呼び掛けている