‘21年1月6日(水) エベレストの頂上で 携帯電話は通じるか? 雑学の本に出てきそうな 問いだが、現状を調べて 驚いた ◆正解は、最先端の高速・ 大容量通信「5G」が利用 できる、だ。 日本では利用が始まった ばかり。 コロナ禍の中、中国が 高地のキャンプ地に、 山頂もカバーする基地局を 建てていた。 米国が国内から排除した 通信大手 「華為技術(ファーウェィ)」が 設備を担っているという ◆5Gを誇ったと思えば、 宇宙の衛星からの測位技術 でも、米国へのライバル 意識をむき出しにしている。 先月には、エベレストの 標高を8848.86㍍と発表した ◆米国は GPS(全地球測位システム)を 用いた計測で8850㍍としていた。 世間ではインドが計測した 8848㍍が知られるが、精密に センチ単位ではじき出し、 「確定値」と宣言した。 調査にはGPSに対抗し 普及を図る独自のシステム 「北斗