‘22年11月21日(月) 二酸化炭素(CO 2)を 大幅に削減できる次世代 航空燃料「SAF」の活用に 向け、 三菱地所とプラント大手の 日揮ホールディングスが 原料となる廃食油回収に 相互協力することで 基本合意したことがわかった。 政府は2025年度にSAFを 国産化する目標を掲げており、 民間でも生産・活用に向けた 動きが本格化する。 SAFは航空分野の脱炭素化に 向けた切り札とされるが、 原料の廃食油の確保が課題と なっている。 三菱地所は23年3月から 保有物件に入居する飲食店と 回収業者を仲介し、 日揮が24年度にも稼働を 見込むSAF工場に提供する。 三菱地所はJR東京駅周辺の 丸の内エリアに23棟のビルを 保有し、入居する約350の 飲食店やオフィスの食堂 などから出る廃食油は 年150㌧規模に上る。 ここから精製できるSAFは 約130㌔・㍑で、 通常のジェット燃料に