'15年12月10日(木) [大気汚染] ブログ村キーワード (中国) 深刻な大気汚染に見舞われて いる北京では9日も、 最も厳しい 「赤色警報」発令に伴う 車両規制などの緊急措置が 続いた。 しかし、汚染状況の改善は ほとんど見られず、 対策の手詰まり感も漂う。 習近平政権は、汚染の 長期化に対する国民の 不満が体制に向くことに 警戒を強めている模様だ。 この日はナンバーの末尾が 偶数である車両の通行が 禁止され、通行量はほぼ 半減。しかし、 北京中心部ではスモッグで 視界が悪い状態が終日続き、 発がん性が指摘される 微小粒子状物質(PM2.5)の 濃度も、1立方㍍あたり 200~300㍃・㌘ (日本の環境基準は 35㍃・㌘)で推移した。 中国メディアによると、 市内の病院には呼吸器系 疾患の症状を訴える患者が 押しかけ、外出を避ける ためにネットショッピングや 宅配サービスの利用が急増