'13年2月18日(月) [iPS細胞] ブログ村キーワード 我が国の近年の科学技術 競争力は、ノーベル賞 受賞状況を例外として、 さまざまな指標において 低下傾向にある。 原因は公的支援の低迷、 大学における 研究環境の劣化と 教育体制の硬直化による 人材不足、国際化の遅れ、 そして 省庁縦割り行政に起因する 連携活動システムの欠如に ある。 科学技術力は 「日本を取り戻す」ための 鍵である。 iPS細胞の創薬応用、 再生医療に向けた臨床 応用に取り組むノーベル 生理学・医学賞の 山中伸弥博士の姿には 悲壮感さえ漂う。 博士が率いる京都大学 iPS細胞研究所に所属 する教職員は198名、 うち大学による正規雇用は わずか24名、残りは 研究資金による時限付き 任用職員である。 米国は日本の数十倍から 百倍の研究費をかけている といわれる。 これで今後10~20年に わたる世界との熾烈な