新型コロナウイルスの感染が急拡大した第5波では視覚障害者の感染も確認されました。 血液中の酸素の測定値を自分で把握できないなど視覚障害者特有の課題に直面するケースもあり、専門家は「次の感染拡大に備えて当事者の声を聞き、支援策を考えることが重要だ」と指摘しています。 厚生労働省によりますと全国で視覚障害者は障害者手帳が交付されている人だけで2年前の時点でおよそ33万人います。 日本視覚障害者団体連合によりますと去年以降、視覚障害者の新型コロナの感染も相次いでいて、感染が急拡大したこの夏の第5波でも複数確認されたということです。 団体連合によりますと視覚障害者はものに触れて情報を得たり、外出の際に支援者のひじなどにつかまって誘導されたりすることから日頃から感染予防に難しさを感じることが少なくないということです。 自宅療養する場合でもパルスオキシメーターで血液中の酸素の値を測って健康観察しますが