HAKUTO-Rでは、打ち上げから着陸まで10段階のマイルストーンを設定。現在は、安定した航行状態を確立する「Success 3」の完了を予定している。今回のミッション1で得られたデータは。2025年までに後続するミッション2、より成熟した精度での月面着陸と月への輸送サービスでNASAのアルテミス計画に貢献するミッション3へとフィードバックする予定という。 ispaceは2010年に設立。日本、米国、ルクセンブルクの3拠点で活動しており、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残ったチームの1つ「HAKUTO」を運営した実績を持つ。2022年7月時点で268億円を調達しており、月に高頻度かつ低コストで輸送するためのランダーとローバーを開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイを目指すとしている。 関連記事 国内初、民間企業による宇宙ステーション構想 スタートアップ
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