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ブックマーク / ryukyushimpo.jp (21)

  • 前田高地、現役米兵も関心 映画「ハクソー・リッジ」舞台 - 琉球新報デジタル

    【浦添】NPOうらおそい歴史ガイド友の会は18日、多くの仲間を救った米軍衛生兵を主人公にしたメル・ギブソン監督の映画「ハクソー・リッジ」の舞台となった前田高地など沖縄戦の激戦地になった浦添グスク周辺の戦跡巡りを実施した。現役の米海兵隊員や親子連れら175人が参加した。 友の会が2015年に一般を対象にした戦跡巡りを始めて以来、過去最大の参加数となった。米国では昨年11月に映画が公開されており、公開後、前田高地には多くの在沖米軍関係者らが訪れている。 前田高地は首里に置かれた第32軍司令部を守るため日軍の防衛ラインが張られ、進攻してくる米軍を迎え撃った場所。米軍は同高地を、のこぎりで切ったような崖だとして「ハクソー・リッジ」と呼んだ。 戦跡巡りは五つの班に分かれ、それぞれのボランティアガイドが説明した。 友の会の銘苅則夫さんは「日軍と米軍の両軍にとって戦死者が多く、ここはものすごい凄惨(

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  • 悪夢苦しんだ戦後 米映画「ハクソー・リッジ」モデルのドスさん 95年来沖 - 琉球新報デジタル

    前田高地に立つ元米陸軍衛生兵のデズモンド・ドスさん=1995年6月25日、浦添市(當義弘さん提供) 日各地で24日から上映されている映画「ハクソー・リッジ」の主人公として描かれ、沖縄戦で武器を持たずに負傷兵75人を救出した衛生兵デズモンド・ドスさん(2006年死去)が1995年6月に沖縄を訪れた際、琉球新報の取材に応じていた。浦添市前田高地の戦闘で負傷したドスさんは戦後5年半、陸軍病院で入院生活を送り、戦時中の夢を見続けるなど、心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような症状に苦しんだことを明かした。「悪夢を見続けてきたが、今はもう見ない。自身の体験を語ることで克服することができた」と話していた。 ドスさんは取材時の95年は76歳だった。戦後に沖縄を訪れたのは69年に次いで2度目で、米陸軍の戦後50年記念行事などに参加するため、6月18日から28日まで11日間滞在した。 ドスさんは1945

    悪夢苦しんだ戦後 米映画「ハクソー・リッジ」モデルのドスさん 95年来沖 - 琉球新報デジタル
  • [機動隊 差別発言を問う]沖縄へのまなざし露呈 親川志奈子さん - 琉球新報デジタル

    親川志奈子さん 日人が沖縄を見る時の差別のまなざしがはっきり表れた表現だった。これは言った者と言われた者の個人的な体験ではなく、日人と琉球人の間で起こった公的な事件だ。発言者が何をもって「土人」と言ったのかは分からないが、私たちは「『土人』なんかじゃない、同じ日人だ」という反応はしてはいけない。それでは自らに降りかかる火の粉を降り払っても、差別構造自体は容認していることになるからだ。 1903年の人類館事件の際、沖縄は「アイヌや台湾の人と同じに扱うな。私たちも日人なのだ」と反応した。この113年間の歴史が示す通り、私たちが「日人」となるため重ねた努力は何の解決ももたらさなかった。痛みや怒りと正しく向き合わなければ、差別を払拭(ふっしょく)できぬまま、私たちも差別者となる。 私が「女のくせに」と言われたとき、「私は女なんかじゃない」と返すほど滑稽なことはない。少数派や弱者であること

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  • <社説>基地めぐる誤記述 教科書内容を即刻改めよ - 琉球新報デジタル

    あまりに事実と懸け離れた記述だ。検定で合格すること自体にわかに信じ難く、憤りさえ覚える。 文部科学省が来年春から主に高校1年生が使う教科書の検定結果を公表したが、帝国書院の「現代社会」は「県内の経済が基地に依存している度合いはきわめて高い」と記述していた。事実誤認も甚だしい。不勉強な執筆者に執筆の資格はない。 沖縄の基地関連収入が県経済に占める割合は復帰直後の1972年は15・5%だったが、その比重は大きく低下し直近(2012年度)では5・4%にすぎない。 そうした説明は官民のあらゆるレベルで繰り返されてきた。基地は経済発展の大きな阻害要因であることはもはや常識だ。一部インターネットなどにはまだ「沖縄は基地で飯をっている」といった虚言が流布するが、その類が教科書にもあったとは驚くしかない。 冒頭の記述の前には「日政府も、事実上は基地の存続とひきかえに、ばくだいな振興資金を沖縄県に支出し

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  • 新基地強行「琉球処分以上だ」  半藤一利氏、政府を批判 - 琉球新報デジタル

    辺野古新基地建設を強行する政府の姿勢について「昔の琉球処分以上だ」と述べる半藤一利氏=12月17日、東京都世田谷区 【東京】「日のいちばん長い日」などの著書があり、近現代日史研究で知られる作家の半藤一利氏(85)はこのほど、富田詢一琉球新報社長と対談した。半藤氏は、政府による名護市辺野古新基地建設計画の強行について「昔の『琉球処分』以上のことをしている。戦後民主主義は民意が第一だ。辺野古は翁長(雄志)さんが勝った瞬間に保留、考え直すのが当たり前だ」と強く批判した。 半藤氏は「戦後70年とこれから」をテーマに、都内で富田社長と対談した。ことし成立した安全保障関連法に一貫して反対してきた半藤氏。辺野古移設に反対してキャンプ・シュワブのゲート前で座り込む人たちには「辺野古を許せば初めて新しい米軍基地を自らの意思で認めることになる」とした上で「沖縄の人々も自発的に、郷土を思って立っているのはよ

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  • 「辺野古唯一」明記せず 米議会軍事委、国防権限法最終案 - 琉球新報デジタル

    【ワシントン=問山栄恵紙特派員】米上下両院の軍事委員会は29日、国防予算の大枠を定める2016会計年度(15年10月~16年9月)の国防権限法の最終案を発表した。 米軍普天間飛行場の移設について「辺野古が唯一の選択肢だ」と明記された下院案の条文は撤回され、法案体に「辺野古が唯一」の文言は盛り込まれなかった。「唯一」の文言をめぐっては稲嶺進名護市長ら県内首長、県選出国会議員、県議、経済人らが米連邦議員に対し、最終案に盛り込まないよう要請していた。 普天間移設に関する文言は上下両院協議会の法案説明の部分に「協議会出席者は4月の2プラス2(安全保障協議委員会)の合意実行に向け、引き続き推進するよう促す」と明記され、辺野古に移設する現行計画を推進するよう求めた。 下院案にあった「集団的自衛権の行使容認を含め、日の防衛政策の変更を支持する」とした文言も、体への明記は見送られた。日の安全保障

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  • 普天間移設先「沖縄と言っていない」 モンデール元駐日大使、日本が決定と強調 - 琉球新報デジタル

    米海兵隊員による少女乱暴事件を振り返る元駐日米大使のウォルター・モンデール氏 【ワシントン=問山栄恵紙特派員】1995年の米海兵隊員による少女乱暴事件当時に駐日米大使を務め、翌96年に当時の橋龍太郎首相とともに普天間飛行場返還の日米合意を発表したウォルター・モンデール氏(元副大統領)が事件から20年の節目を迎えたことを機に、琉球新報のインタビューに7日までに応じた。モンデール氏は米軍普天間飛行場の移設先について「われわれは沖縄とは言っていない」と述べた上で「基地をどこに配置するのかを決めるのは日政府でなければならない」との考えを示し、移設先は日側による決定であることを強調した。名護市辺野古移設計画については「日政府が別の場所に配置すると決めれば、私たちの政府はそれを受け入れるだろう」と述べ、米政府が計画見直しに柔軟な姿勢を取る可能性にも言及した。 また、少女乱暴事件に対する県民の

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  • 知事、ネット上の風説否定 娘が中国留学/上海の外交官と結婚… - 琉球新報デジタル

    翁長雄志知事は5日、県議会一般質問の答弁の中で「インターネット上で、(私の)長女は中国・上海の外交官と一緒になっていて、(もう一人の)娘は中国に留学していると言われている。信じている人も多いようだ。県議会会議場でうそを言うわけにいかないので、そうではないと言いたい。娘の一人は県内で勤めているし、末の女の子は埼玉の大学に行っている」と述べ、ネット上の風説を否定した。新垣哲司氏(自民)への答弁。 新垣氏の「ちまたでは(知事が)中国と親しいと言われている。中国から招待され、案内されることがあるのか」との質問に、翁長知事は「福州市との姉妹都市を結んだのは私の前の前の那覇市長だ。那覇市長になれば、4年に1回、交流するのは当然の礼儀だ。(福州市からの)名誉市民は私の前の市長ももらっている。個人的な思いで断ったりするのはどうなのか」と問い返した。

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  • 自衛隊統幕長が米に辺野古「約束」 翁長知事就任直後 - 琉球新報デジタル

    【東京】米軍普天間飛行場の辺野古移設計画に関連し、昨年12月17~18日に訪米した自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長が米海兵隊のダンフォード総司令官に対して「普天間移設反対派の知事が就任したが、辺野古への移設問題は政治レベルの議論であるので方針に変更はないとの認識である。安倍政権は強力に推進するであろう」と述べ、米側に日の辺野古移設推進堅持の方針を伝えていたことが明らかになった。 新基地建設反対を訴え当選した翁長雄志知事が昨年12月10日に就任してから、わずか数日後に自衛隊トップが辺野古移設を米側に「約束」していた格好で、今後の議論を呼びそうだ。 河野統幕長の会談内容を記した統合幕僚監部の機密資料を共産党が入手した。資料は「取扱厳重注意」とした上で「統幕長訪米時のおける会談の結果概要について」との件名で、2014年12月24日に作成されている。 河野統幕長が訪米し、ダンフォード氏のほか、ワ

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  • <1>「自治は神話」演説 1963年3月6日朝刊 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

    特集 <1>「自治は神話」演説 1963年3月6日朝刊2009年3月6日  Tweet 「自治は神話である」―。1963年3月5日、キャラウェイ高等弁務官は那覇市内・ハーバービュークラブの「金門クラブ3月月例会」に招かれ演説。翌6日の琉球新報朝刊は1面で演説内容を次のように記す。  「自治とは現代では神話であり存在しない。琉球が再び独立国にならないかぎり不可能」「琉球政府への権限委譲は行政命令にも規定し、努力も払われているが現在の琉球政府の状態ではまだまだ」 演説は県民の「自治権拡大」の熱望に冷水を浴びせ、同日夕刊で立法院野党各党は猛反発した。 「沖縄が植民地であることを弁務官自身が裏づけた民主主義の否定」(安里積千代社大党委員長)、「弁務官は法なりの独裁支配、植民地支配」(岸利実社会党政審会長)、「沖縄県民の解放の盛り上がりに弁務官が直接統治による弾圧に出ることを示す」(古堅実吉人

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  • <社説>本島上陸70年 軍は住民を守らない この教訓を忘れまい - 琉球新報デジタル

    70年前のきょう1日、米軍は沖縄島に上陸した。米軍の戦史に「ありったけの地獄を集めた」と刻まれる、とてつもない悲劇がここに始まった。 沖縄戦の最大の教訓は「軍隊は住民を守らない」である。これは抽象的なスローガンではない。無数の実体験、戦場の実際によって立証された事実である。 こう言い換えてもいい。「軍隊がいると住民は犠牲になる。とりわけ、心の底では住民を同胞と思っていない軍隊が一緒にいると、住民はむしろ死を望まれる」。この教訓を忘れまい。 出血持久戦 米軍はまるで「ピクニックのように」無血上陸した。日軍がそういう作戦を立てたからだ。 作戦とは、土決戦の準備が整うまで、米軍を一日でも長く沖縄に引き付ける「出血持久戦」(帝国陸海軍作戦計画大綱)である。 一日でも長引かせるため、米軍上陸時に日軍は兵力を温存した。その結果の無血上陸なのだ。 上陸時、沖縄戦の見通しを尋ねた小磯国昭首相に対し

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  • <金口木舌>愛国の名の下に - 琉球新報デジタル

    「日を愛する」ことを理由に、特定の国への偏見に満ちた発言や排外主義的な主張をする人たちがいる。「愛国」の名の下なら何でも許されるという発想に対し、最近はそうした人々の呼び名として「愛国カルト」なるものがある ▼そうした人の発言の矛盾や問題点をまとめたサイトがある。統計に基づいて内容の誤りを指摘し、そもそも偽情報に踊らされているという指摘は「愛国」とは名ばかり、ということがよく分かる ▼ちなみに「愛国カルト」の特徴としては「嫌いなものを中傷するためなら根拠がデマでもいい」「想像力の欠如」などが挙げられている。もう一つ不思議なのは、何かというと「普通の国」と言いたがること ▼デマを使い特定の人々への偏見や中傷をまきちらすのが「普通の国」なのか。あるいは軍隊を持ったり、核武装しようと呼び掛けたりするのも「普通の国」か。どうも「普通」でないと思うのだが ▼そうした視線が沖縄に向けられることも気に

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  • 百田氏の発言要旨 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

  • 家永三郎氏が死去/教科書裁判に半生貫く - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

  • 麻生氏「ナチス」発言 看過できない重大問題だ - 琉球新報デジタル

    失言・放言癖のある人だから、では済まされない重大発言だ。 麻生太郎副総理兼財務相が講演で、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。 当時、世界で最も民主的で先進的といわれたワイマール憲法を現在の日国憲法になぞらえて、改憲の必要性を説く中で出た言葉である。 麻生発言の向こう側に、ワイマール憲法破壊後に戦争に突き進んだナチス政権と、憲法を改正して国防軍創設などを目指す自民党、安倍政権の姿勢が重なって見えると言ったら言い過ぎだろうか。 1933年の政権奪取後、ナチス政権は「一家に1台フォルクスワーゲン」のスローガンの下でアウトバーン建設など公共工事を推し進めて景気を回復。一方で、反ユダヤ主義などでナショナリズムを刺激し、政権基盤を固めた。 その「手口」に学び、ア

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    yosi0605
    yosi0605 2013/08/01
    「理路整然」とはこういう文章を言うのだろうな。せめて三大新聞社+離れ小島新聞は鉢呂氏の「死の町」発言(出所不明)を追求したのと同じくらいの熱意で追いかけてもらいたいものだ。
  • 平沼氏発言 撤回し謝罪すべきだ - 琉球新報デジタル

    政治家がまた「暴言」を口にした。 日維新の会の平沼赳夫代表代行が「『従軍慰安婦』と言われている人たちは『戦地売春婦』だと思っている」と述べた。共同代表の橋下徹大阪市長が強制連行を否定した発言に関して「間違いはない。セックススレーブ(性奴隷)があったなんてことはない」と擁護した。 私たちは、韓国人「元従軍慰安婦」の金福童(キムボクトン)さん(87)が先日、沖縄で訴えた次の言葉を重く受け止める。 「血のにじむ経験をした私が(強制連行の事実を)証言している。これ以上の証拠がどこにあるのか。私はここにいる」 14歳の年、脅迫されバスに乗せられた。「軍服をつくる工場で働く。嫁にいく年になれば帰してやるから」と誘われたが、実際に送られたのは戦地だった。 金さんの証言から、強制的に連れ出され、自由に辞めることを許されず、ひたすら兵士の性の相手をさせられたことは明白だ。奴隷のような状態に置かれ「血

    平沼氏発言 撤回し謝罪すべきだ - 琉球新報デジタル
  • 橋下氏釈明 認識の根本が誤っている - 琉球新報デジタル

    沖縄の米軍に風俗業の活用を勧める発言の釈明として、橋下徹大阪市長は「国際感覚が足りなかった」と述べた。だが、彼に何より足りなかったのは人権感覚だ。人間認識の根的な誤りに気付いていないのが問題なのだ。 橋下氏は「米国の風俗文化の認識が足りなかった」と述べた。風俗文化の知識の多少が問題だったという認識なのか。あきれてものが言えない。 さらに、「風俗」が売春を意味するか否かなど、どうでもいいことに問題をすり替えようとしているが、問題は別にある。「海兵隊の猛者の性的エネルギーをコントロール」するはけ口として、生身の女性をあてがおうとする発想そのものがおぞましいのだ。 「あてがわれる」立場に自分が置かれたら、と想像してみるがいい。橋下氏は、そんな最低限の想像力も持ち合わせていないのだろうか。その欠如は許し難い。 「慰安婦制度が必要なのは誰だって分かる」と述べたが、「分かる」はずがない。周りを自分と

    橋下氏釈明 認識の根本が誤っている - 琉球新報デジタル
  • 海兵隊移駐 「県内」論は破綻している

    まるで巻き戻した映像を見せつけられたかのようだ。米海兵隊の第1海兵航空団が山口県の岩国基地から普天間基地へ移駐して37年が過ぎた。当時の県議会や県内政党は一斉に反発したが、お構いなしの移駐だった。今回の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備もまた、岩国からの飛来であり、問答無用でなされた。 昔も今も、沖縄の民意は露骨に無視されるという点で変わりはない。われわれも差別的取り扱いの現実を正面から見据え、理不尽をはね返す取り組みに腰を据えて取り組まなければなるまい。 それにしても、岩国からの移駐だったという事実が象徴的である。昨年2月、在沖米海兵隊の岩国基地への一部移駐を米国が検討していると報じられるや否や、玄葉光一郎外相(当時)はすぐさま岩国市長に「(一部移転を)お願いすることはないので安心してほしい」と述べた。 沖縄側が一致して普天間飛行場の県外・国外移設を求めても受け付けないが、米国が県

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  • 安倍首相-仲井真知事会談 冒頭部分動画(無編集)

  • トモダチ作戦 軍の論理に無防備な国よ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

    社説 トモダチ作戦 軍の論理に無防備な国よ2011年6月24日  Tweet 東日大震災に伴う米軍の災害支援「トモダチ作戦」は、放射能に汚染された戦場を想定した訓練だった。米紙ウォールストリート・ジャーナルが伝えている。  この訓練は、福島第1原発事故をテロ集団が核汚染を引き起こす爆弾を爆発させたと見立てて実施。在沖米海兵隊の第31海兵遠征部隊(31MEU)が参加した。米軍は「放射性環境下では最も有名な作戦になるだろう」と評価する。  しかし、航空機37機、300以上の車両、主要装備などが放射能汚染の影響を受け、航空機の除染に1カ月を要した。だが除染作業の場所を含め海兵隊から沖縄側への説明は一切ない。基地周辺環境への影響はないのか。県や関係自治体に連絡するのが筋だ。米軍の対応は無神経も甚だしい。 在沖米軍はこれまでも、核戦争を想定した実戦訓練を沖縄で秘密裏に行ってきた。 例えば、米ロ