「ばばも死ぬから、死んで」78歳の女性は苦悩の末、孫の首に手を掛けた 発達障害、不登校、暴言と暴力、すべての責任を背負い込み…
「ばばも死ぬから、死んで」78歳の女性は苦悩の末、孫の首に手を掛けた 発達障害、不登校、暴言と暴力、すべての責任を背負い込み…
「週刊朝日」6月23日号で、文部科学省の「内部文書」以外にも、苛烈な「官邸支配」を示す数々の新証言を明かした前川喜平・前文科事務次官。前川氏は、さらに自身に降りかかる“人格攻撃”への対応と、加計学園問題と森友学園の問題に共通する司令塔の存在を明らかにした。 次々と驚くべき証言を続ける前川氏に対し、執拗な「ネガティブキャンペーン」が行われている。 まず不可解だったのは、5月22日、読売新聞が朝刊で突如として報じた前川氏の「出会い系バー通い」だ。実は、前川氏にはこの前日に意味深な“打診”があったという。 「報道で内部文書が出る直前の5月21日、文科省の後輩からメールで、『和泉(洋人首相補佐官)さんが話がしたいと言ったら会う意向はありますか』と、婉曲的な言い方のメールが来た。同じ日の少し前に、読売新聞から出会い系バーの件で『明日の朝刊に書こうと思っているけど、コメントが欲しい』とメールが来
茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターでウランとプルトニウムが入った保管容器から放射性物質が漏れて作業員5人が被曝(ひばく)した事故で、原子力機構は7日、作業員1人の肺から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出されたと発表した。 この問題は、7日の原子力規制委員会の定例会でも報告された。放射線防護が専門の伴信彦委員は「命に関わることはないだろうが、軽微なものではない。かなりの内部被曝になることは確実だ」と、作業態勢などを問題視した。 事故が起きたのは、高速炉の新型燃料などを研究開発していた燃料研究棟の分析室で、保管状況を調べるため金属容器のフタを開けたところ、中のビニールが破れて放射性物質が飛散。5人の防護服や手袋が汚染された。5人はいずれも口や鼻をマスクで覆っていたが、3人の鼻腔(びくう)内から最大で24ベクレルの放射性物質が確認されていた。
日本屈指の名門病院「聖路加国際病院」が経営危機に陥っている。その背景には医療制度の構造的な問題がある。医療崩壊は防げるのか――。 ■「聖路加国際病院」でボーナス遅配 病院は東京から崩壊する――。 東京一極集中、地方の衰退が叫ばれる昨今、このように言われて、俄には信じられない方が多いだろう。東京には多くの病院があり、厚生労働省やマスコミは医師が都会に集まることを問題視する。一体、どうなっているのだろうか。問題は医療システムを一面的にしか見ていないことだ。医療システムは複雑系だ。さまざまな物事が有機的に結びつく。 拙著『病院は東京から破綻する 医師が「ゼロ」になる日』(朝日新聞出版)では、この点について、データに基づいて議論し、患者はどう対応すればいいか提言した。今回、拙著のポイントを2回にわけて解説していく。第1回は「名門病院」の経営危機を取り上げたい。 昨年、医療界に衝撃が走った
山本幸三地方創生担当相が、観光を生かした地方創生に関する質疑の中で「一番のがんは文化学芸員と言われる人たちだ。観光マインドが全くない。一掃しなければ駄目だ」と述べ、博物館などでの働く専門職員である学芸員を批判したという。 大臣お発言は断定的に過ぎ不正確でもあるが、かなり正しい指摘でもある。ろくでもない歴史学者の業績展示とその系統に属する弟子たちの職場確保のためだけの美術館博物館などがいかに多いかは事実。山本大臣は謝らずに頑張って欲しい。 有力者からろくでもないお宝の寄付を受けて、維持コストばかり住民に押しつけて閑古鳥がないているのも多いようなものも多い。本当の寄付は維持コストも含めて出ないとかえってお荷物になっているものも多いというか、その方が多いくらいだ。 美術館や博物館、それに所蔵物は10年ごとに見直して、原則20年で全面リニューアルか廃止にしてはどうか。 アンドレ・マルロー以
ノーベル経済学賞受賞者でコロンビア大学教授のスティグリッツ氏が来日し、経済財政諮問会議で、財政政策による構造改革を進めるべきだと提言した。 そのなかでスティグリッツ氏は、政府や日銀が保有する国債を「無効化」することで、政府の債務は「瞬時に減少」し、「不安はいくらか和らぐ」と発言した。 実は彼のこの主張は、日本の財政の真実を明らかにするものだが、具体的になにを意味するのか。 スティグリッツ氏のこの提言には様々な前提がある。まず、「統合政府」とよばれる考え方を押さえておきたい。これは財政や金融問題について、政府と中央銀行を一体のものとして考えることを指す。 たとえば日本の場合、中央銀行である日本銀行は実質的に政府の「子会社」といえる。だから、民間企業でグループ会社の資産も連結決算で考えるのと同じように、政府と日銀の資産は連結してみることができるということだ。 ちなみにこれは「中央銀行
4日、今村雅弘復興大臣による定例会見で珍しい事態が発生した。福島第一原発事故の自主避難者に対する国の責任をめぐるやりとりで、フリージャーナリストに向かって「うるさい!」と激昂したのだ。 フリージャーナリストの「路頭に迷う家族も出てくるどう責任をとるのか?」との質問に対し、「国がどうだこうだというよりも、基本的にはご本人が判断されることなんですよ。福島県民の親元である福島県が中心になって寄り添ってやっていくほうがいいだろうと。福島県の事情も、その人たちの事情もわからない国の役人がやったってしょうがないでしょ?それを国がサポートする。」と国の立場を説明した今村大臣。 そこに「なぜ帰れないか、とかの実情を大臣自身がご存知ないからではないか?それを人のせいにするのは、僕は…」と畳み掛けられた今村大臣は「人のせいになんかしていないじゃないですか!誰がそんなことをしたんですか!」激怒。 「責任を
生活用品の製造販売を手掛けるアイリスオーヤマ(仙台市)は5日、東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故の影響で避難指示が出され昨年7月に解除された福島県南相馬市小高区で、稲作を始めると発表した。同社は収穫した米を主食用として販売し、被災地の復興を後押しする。 同区での稲作は、被災前年の2010年以来7年ぶり。原発事故による避難指示の解除地区で稲作を再開した例は他にもあるが、多くが飼料用などで、主食用の栽培は珍しい。 地元の農業生産法人などと共同で、被災をきっかけに耕作放棄された農地計約9ヘクタールを借り受け、丈夫で栽培しやすい品種「天のつぶ」を生産する。収穫した玄米はアイリスグループが全量を買い取り、品質検査した上で精米し、製品化する。主に電子レンジで温めて食べるパック入りのご飯になる見込み。年間の収穫量は45~50トンを想定している。
過酷な労働のために「躁うつ病」を発症して退職したところ、会社から約1200万円の損害賠償を求める訴訟を起こされて精神的苦痛を受けたとして、IT企業で働いていた20代男性が、会社を相手取って、損害賠償を求めた裁判の判決が3月30日、横浜地裁であった。横浜地裁は、会社側の請求をすべて棄却。男性に対して110万円を支払うよう命じた。 男性の代理人をつとめた嶋崎弁護士によると、男性は2014年4月にIT企業「プロシード」(神奈川県)に入社。劣悪な職場環境のもとで、精神疾患(躁うつ病)を発症し、同年12月に退職した。 ところが、男性は、会社から「ウソの病気で、会社を欺いて一方的に退社した」として、約1200万円の損害賠償を求める訴訟を起こされた。この提訴によって、症状が悪化するなど、精神的苦痛を受けたとして、反対に損害賠償を求めて提訴していた。 判決を受けて、男性は代理人を通じて「この判決で、
園児たちに「日本民族です」と大きな声で言わせる、軍艦行進曲を演奏させるなど特異な教育をしていることが明るみになった森友学園。運動会では「中国、韓国が心改め、歴史教科書で嘘を教えないようお願い致します。安倍首相がんばれ、安倍首相がんばれ。安保法制、国会通過良かったです」と園児に選手宣誓をさせていた。そして卒園式では、教育勅語を暗唱させていたという。 安倍総理は2月27日の衆議院予算委員会で「そういうことを園児に言ってもらいたいということは、全くさらさら考えていないわけでありますし、そういうことについて私は適切ではないと思っております」と答弁した。 籠池理事長は9日に公開されたYouTube「塚本幼稚園公式チャンネル」で「日本国のためにがんばっている。私がやらなきゃ誰がやるんだということだった。どうぞ皆さん、私は今、責められています。でもこの学校は今、日本民族にとって必要な学校であります」
[5日 ロイター] - 人気映画「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニー役を演じ、フェミニズム活動家としても知られる英女優エマ・ワトソンは、胸の一部を露出した写真を撮影したことがフェミニストの理想に反するとの批判に反論した。 ファッションフォトグラファーのティム・ウォーカーが撮影したこの写真はバニティ・フェア誌に掲載されたもので、透けて見えるボレロを羽織り、下着などは何も着ないで撮影されている。 ワトソンはロイターとのインタビューで「フェミニズムとは何かを巡り、多くの誤解があることが分かる。フェミニズムとは女性に選択肢を認めることであって、ほかの女性を打ちのめすためのこん棒ではない。それは、自由、解放、平等に関することであり、私の胸とどう関係があるのか分からない」と語った。 さらに「(写真は)信じがたいほど芸術的で、その面白さと美しさに興奮している」と述べた。
◇「ウーマンリブの旗手」田中美津さんに聞く(下) 1970年代に日本のウーマンリブ(女性解放運動)を主導し、現在はしんきゅう師として活動する田中美津さん(73)=東京都八王子市=は、アダルトビデオ(AV)女優という職業について「自分を痛めつけることで心を安定させようとする人が集まりやすい」と見ている。摂食障害やアルコール、ギャンブル依存などにも共通する「嗜癖(しへき)」の問題を考えることが、出演強要などのAVを巡るさまざまな問題を理解するためには不可欠になるという視点からだ。 【動画】「クリエーティブなことに生かして」田中美津さんインタビュー 嗜癖(アディクション)とは、特定の物質や行為、人間関係に執着し過ぎて行動や感情をコントロールできなくなる--つまり「何かにハマってやめられない」という状態に陥る心の病理を指す。田中さんは「性を解放して生きたい女性にとって、AV女優はいい仕事だと思
[AP通信] とても美しいがひどく高温であることから、桃源郷とも地獄ともたとえられるメキシコの洞窟で、巨大な結晶に閉じ込められた推定年齢5万歳の生命体が発見された。 【巨大クリスタルの画像】 メキシコのナイカ鉱山の洞窟で、休眠状態にある珍しい古代微生物が見つかった。米航空宇宙局(NASA)宇宙生物学研究所(NAI)のペネロペ・ボストン所長によれば、これらの微生物は鉄やマンガンなどの鉱物を栄養源にして生き続けることができたという。 ボストン氏は2月17日、ボストンで開催された米国科学振興協会(AAAS)の年次総会でこの発見を発表し、「すごい生命体だ」と語った。 この発見が確定されれば、地球上の極めて過酷な環境下でも微生物が生き延びられることを示す新たな一例となる。 今回AAASの年次総会で発表されたのは、9年間にわたる研究の成果だ。この研究結果はまだ学術雑誌では発表されておらず、同業
◇セルフネグレクトか 千葉県北西部で昨年5月、一軒家のごみがたまった一室から、足が壊死(えし)した状態の高齢女性が救出されていたことが分かった。女性は生活意欲などの衰えから身の回りのことができなくなるセルフネグレクト(自己放任)の疑いがある。専門家は「他人の世話になりたくないなど、ごく普通の理由からセルフネグレクトは誰でもなり得る。高齢化が進み、この問題に向き合わなければ今回のような事例は増えていく」と警鐘を鳴らす。【工藤哲】 女性宅がある自治体などによると、女性は60代後半で、70代の夫と30代の娘の3人で暮らしていた。夫はがんを患っており、往診のために医師が昨年4月に訪れたところ、2階にごみだらけの部屋があることに気付き、自治体に連絡。夫はその直後に亡くなったが、葬儀に女性は参列せず、自治体の職員が安否確認のため娘に「お母さんに会わせてほしい」と依頼した。しかし、娘は「母は会いたく
若い女性のスマートフォンの画面はバキバキに割れている-。そう指摘されると、思わず「確かに!」と声を上げたくなる人も多いはず。短文投稿サイトのツイッター上では、この話題に議論が百出。「女性の手とスマホの大きさがあってないから落としやすい」「ハンドクリームをよく使うから滑りやすいのでは」。理由はともあれ、実際のところどうなのだろう…。(文化部 玉崎栄次) ■「そこはオシャレしなくていいの?」 この“論争”は昨秋、ツイッター上に投稿された次のような発言が発端とみられる。 《電車に乗ると10代後半から30代位の女性は全員スマホのガラスが割れているんじゃないかと思ってしまう位にみんなバキバキ(中略)何でメイクバッチリでオシャレな服着て指先しっかりネイルやってスマホバキバキなの。そこはオシャレしなくていいの》 この投稿に対して、1万件以上の反響があったようだ。そして、関心はその原因に集中。手の
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