Bloomberg(ブルームバーグ)は2日、Amazon(アマゾン)が米国のプライム会員向けに格安または無料の携帯電話サービスの提供を開始することを検討していると報じた。通信大手が持つ価格決定力を弱める可能性がある。 ブルームバーグが匿名筋の話として伝えたところによると、アマゾンはAT&T、T-Mobile(T-モバイル)、Verizon(ベライゾン)、Dish(ディッシュ)と卸値の値下げ交渉を行っており、話がまとまればプライム会員に月額10ドル(約1400円)という低価格の携帯プランが提供される可能性がある。 アマゾンはMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる再販業者となり、独自の価格を設定することが可能になる。交渉は2カ月近く続いており、あと数回続く可能性があるという。この報道を受け、ベライゾン、T-モバイル、AT&Tの株価は2日の取引時間前に5~7%下落。一方、時価総額が他の3社よ