2月9日、自民党に資源確保戦略プロジェクトチームが立ち上がり、私が座長を務めることになった。 プロジェクトチームが立ち上がったそもそものきっかけは、民主党が東日本大震災の復興財源を確保するため、エネルギー特別会計が保有する、国際石油開発帝石と、石油資源開発という2つの上場会社の株を売却対象に挙げたことにある。 旧石油公団の民営化で、石油公団の事業は国際石油開発と石油資源開発に移管、石油資源開発は2003年、国際石油開発は翌2004年に上場している。 国際石油開発の方はその後帝国石油と合併、エネルギー特別会計が29.3%を保有している。もう1社の石油資源開発は34%をエネルギー特会、4.9%を国際石油開発帝石が保有している。 単にこの2社の株式の放出をどうこう言うのが、プロジェクトチーム発足の目的ではもちろんない。一向に明確なエネルギー戦略の青写真を描けない民主党に代わり、自民党としての考え