政府は26日に行われた岸田文雄首相の記者会見後、指名されなかった本紙記者などから提出された書面による質問を受け付けなかった。その理由について、松野博一官房長官は27日の記者会見で「会見の状況や業務の状況などを勘案して、その都度判断している」と説明した。 首相の会見の書面質問は、第2次安倍政権の2020年4月から始まった。会見時間は限られているため、質問できなかった社に回答するのが目的。これまでは数日から数週間で回答を公表していた。松野氏によると、26日は計4社が書面質問を提出したという。(山口哲人)
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