今、求められているWebのサービスはコミュニティを形成する機能を持ったもの。ブログにはこの能力があり、今後さらに利用者が広がる。しかもその分野は個人だけに限らず企業を含むものだ。ブログ・ソフト大手米シックス・アパートの会長兼CEO(最高経営責任者)であるクリス・アルデン氏はこう語る。(聞き手は中村 建助) 米国のブログの利用状況を聞きたい。 当初は個人の日記やWebを通じた自らの表現手段として広がったが、今はコミュニケーション・ツールとして広がっている。コミュニケーションに有用だということが理解されるにつれて、個人だけでなく企業も利用するようになった。中堅・中小企業だけでなく大企業も利用し始めた。 真に革命的なものはまず消費者から始まって次に企業が利用していく。例えば、飛行機や車がそうだ。ブログを始めとしたWeb2.0のサービスでも同じようなことが起きているのではないか。 ブログは生産性を
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