若い女性に人気のブランド「スナイデル」の服とデザインが酷似した商品を販売した疑いが強まったとして、大阪府警はインターネット通販ブランド「グレイル」を展開する衣料品企画販売業Gio(ジオ、大阪市西区)の社長の男(36)と社員の計数人について不正競争防止法違反(商品形態模倣行為)の疑いで逮捕状を取った。30日にも事情聴取し、容疑が固まれば逮捕する方針。捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、社長らは昨年から今年にかけ、「スナイデル」のデザインを模倣した洋服数点を客数人に販売した疑いがある。昨年末、スナイデルを展開する東京都渋谷区のアパレル会社が府警に告訴し、府警が3月、Gio本社を同法違反容疑で家宅捜索していた。 民間調査会社によると、Gioは2006年創業で従業員45人(今年6月現在)。09年に約8億円だった売上高は昨年、69億円にのぼった。業界関係者によると、テレビCMや広告に
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