シスコにとってSDNとInternet of Everythingの最終的な目的は同じだ。どちらもアプリケーションとの連動を通じて、ユーザー組織のビジネスに貢献すること。同社が10月8日に行った新年度事業戦略説明における最大のメッセージはこれだ。 シスコシステムズの日本法人は、10月8日に開催した同社2014年度の事業戦略説明会で、昨年度の取り組みを継続していくことを説明した。だが一方で、顧客のビジネス上の価値を前面に押し出した提案を、さらに具体的なものにする取り組みを示した。 代表執行役員社長の平井康文氏が示した下記の事業戦略に関するスライドは、多くの部分が昨年度と共通しているが、明確な違いがある。昨年度はシスコとしてのビジネスのやり方、あるいは顧客やパートナーに対する働きかけ方に関する項目が並んでいた部分の多くが、「クラウド」「Cisco ONE/SDN」「Internet of Ev
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