今、東京に中華料理店がたくさんできている。なんだかめでたいことである。 湖南省、蘭州、花屋さん、鴨、発酵。いろんなキーワードをたずさえて。 2018年にオープンした東京新中華、ここにあり。 「 O2 オーツー」 清澄白河 黄色のネオンが導く、 清澄白河の中華。 清澄白河で中華、と聞いただけですでに美味しい予感はしていた。そしてチャーシューが出されたとき、それは確信に変わった。まずどの角度から眺めても完璧な長方形。つやつやときらめいた肉を口に入れれば、八角のスパイシーな甘みがじわじわやってきて、まるで夢のよう。 「O2」の中華は、見た目も味もとにかく美しい。サラダには〆サバのまわりに葡萄があしらわれ、きらり輝く卵の炒めものには香ばしいパクチー。秋野菜なんて、さっきまであんなに中華鍋のなかでザッザッと荒く熱されていたのに、こんなに行儀よくやってくる。それでいて車海老はぷりっ、マコモダケはザクッ
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