「ギャップ(GAP)」が、英国とアイルランドで展開する全店舗を8月末から9月末までに閉鎖すると発表した。フランスやイタリアでも店舗売却に向けて、パートナーと協議を進めているという。なお、英国では1987年に、アイルランドでは2006年に初出店していた。 ギャップは2020年10月に「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」を含めた北米の店舗約350店舗を2023年末までに閉店すると発表。欧州でも同年から「2023年パワープラン」の一環として直営事業の戦略を見直しており、イギリス、フランス、アイルランド、イタリアの4ヶ国の直営店の閉鎖を検討していた。同社によれば、Eコマース事業が成長を続けており、デジタルファーストのビジネスモデルにシフトしてきていることから、今回英国とアイルランドの全81店舗を閉鎖し、オンライン販売に完全移行するという。
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