金融庁は暗号資産(仮想通貨)の規制を強化する。2019年中にも仮想通貨を投資対象とする投資信託の組成と販売を禁止するルールをつくる方向だ。長期で安定して資産を形成する手段という投信の位置づけを明確にする。日本ではまだ仮想通貨を投資対象とする投信は売られていないが、値動きが荒い仮想通貨に過度な資金が流入しないよう規制する。金融庁は金融商品の組成や販売を手掛ける業者を監督する指針を担っている。この
日本では企業年金の掛け金拠出期間を70歳まで延長する案が話題になっているが、米国では大手企業の企業年金凍結が常態化している。7日には米ゼネラル・エレクトリック(GE)が、2万人の従業員を対象に企業年金の凍結を発表した。そもそも年金凍結には、新規加入の停止と、さらに踏み込んで既存の加入者についても将来の給付の積み上がりを停止するケースがある。GEはすでに12年に新規加入を停止していた。
「貸出金利が一段と低下した場合、収益の下押し圧力に耐えきれなくなった金融機関が預金に手数料を課し、預金金利を実質的にマイナス化させることも考えられる」日銀の鈴木人司審議委員は8月29日の熊本市での講演でこう述べた。金利のさらなる低下につながるマイナス金利の深掘りに重ねて慎重な見方を示しながら、銀行が口座維持手数料を導入して対応する可能性に触れた。低金利環境の長期化で収益力が落ちてきている銀行
途上国の人材育成を通じた国際協力――。そんな理念を掲げる外国人技能実習制度は、いわゆる単純労働力を日本に受け入れる裏口となってきた。4月の改正出入国管理法施行で単純労働力受け入れの正規ルートができ、存在意義は薄れた。廃止を考えるときだ。厚生労働省によると、技能実習生が働いている事業所への2018年の調査で、全体の7割にあたる5160事業所で長時間の残業や賃金の未払いといった法令違反が確認された
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