世界で初めてコンピューターで生成された音楽が修復され、公開されました。この歴史的な音楽は、コンピューター・サイエンスのパイオニア、アラン・チューリングが演奏したもので、1951年にBBCのチームがマンチェスターのアラン・チューリング国立コンピューティング博物館で録音したものです。 チューリングといえばドイツ軍のエニグマ暗号を解読した人物で、この録音も1947年にエニグマ解読のために作られた巨大コンピューター「Mark II」によって行われたものです。 出典:SoundCloud オリジナルの音源は、12インチのアセテート盤にダイレクト・カッティングされたそうですが、録音に不具合があったため演奏された状態の音楽を聴くことは不可能といわれていました。しかし、ニュージーランドのジャック・コープランドとジェイソン・ロングは、コンピューターで解析を行い、オリジナルの演奏を修復。 アラン・チューリング