Wordは、本文を10.5ptの文字サイズで記述するように初期設定されている。とはいえ、必ずしも10.5ptの文字サイズで文書を作成するとは限らない。もっと大きな文字サイズを本文に使いたい場合もあるだろうし、その逆の場合も考えられる。そこで、今回は文書全体に関わる文字設定について紹介していこう。 標準の文字サイズを変更する Wordは「標準の文字サイズ」が10.5ptに初期設定されている。よって、普通に文字を入力していくと10.5ptの文字が文書に入力される。もちろん、入力した文字の文字サイズはいつでも自由に変更することが可能だ。このため、『標準の文字サイズが何ptであろうと別に気にしない…』という方も多いであろう。しかし、このような使い方は思わぬトラブルを引き起こす場合もあるので注意が必要だ。 前回の連載でも紹介したように、Wordの初期設定では「1字」が10.5pt、「1行」が18pt