JR南武線の分倍河原駅と谷保駅の間に新しく「西府駅」が誕生し、きょう、開業日を迎えました。 南武線にはもともと西府駅と本宿駅がありましたが、太平洋戦争のさなか、輸送力の強化のために廃止されていました。戦後まもなく住民団体が主体となって駅の復活運動が起こり、府中市とJR東日本などが協力して去年5月、工事に着手しました。 きょうはあいにくの天気でしたが会場はお祭りムードに沸き、駅前広場には多くの人が訪れました。西府土地区画整理組合の松本俊雄副理事長は「大勢のいろいろな関係者の力により今日を迎えられ、感謝しています。新駅というよりもわれわれは復活した駅だと思っています」と話し、また地元の人は「田舎だったのに、都会に来た気分」「今までは分倍河原駅に行っていたが、西府駅ができて7、8分で行けるのですごく便利になる」などと話していました。 駅前には駐輪場やタクシー乗り場が設けられ、西国分寺駅まで運行す