大人になると外国語学習は途端に難しくなってしまいます。文法や単語を苦労して覚えても、ネイティブスピーカーの速い会話が聞き取れる保証はどこにもありません。また、学習も継続する必要があります。1カ月間でも学習を止めてしまえば、せっかく覚えたことをすべて忘れてしまうような気さえするでしょう。 それに比べて、子供はいとも簡単に言葉を覚えてしまいます。子供は純粋だから、脳が「やわらかい」からと言って逃げてはいけません。最新の研究によると、大人であってもネイティブスピーカーと同じように脳を使い、外国語を話せるようになるそうです。 教室で外国語学習の講義を受けるより、実際に外国語を話す環境に身を置くほうが学習効果が高く、学習後5カ月間のブランク期間があっても、ネイティブスピーカーと同じように脳が機能したとのこと。つまり、大人でも子供のように外国語脳が習得できるということです。 Top image by