総務省と文部科学省、経済産業省は2010年3月17日、デジタル化した出版物に国民がアクセスできる環境整備や、その環境を利用した新しいビジネスモデルについて検討する「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」の第一回会合を開催した。 会合に先立って挨拶した文部科学省の中川正春副大臣は「出版関係者から、海外から新しい波が来てこのままでは国内の事業者は世界の潮流に取り残されるか、あるいは全部さらわれてしまうという危機感を聞いた。こうした現状を踏まえて関係者それぞれの立場から意見を聞き、日本型ビジネスモデルの落とし所を探っていきたい」と懇談会開催の目的を説明した。懇談会では、(1)デジタル・ネットワーク社会における出版物の収集・保存のあり方、(2)デジタル・ネットワーク社会における出版物の円滑な利活用のあり方、(3)国民の誰もが出版物にアクセスできる環境整備――の3点に
「財布を落としても定期は落とすな」「電車に乗らず自転車で浮かす」--。日々の生活の足なのに「運賃が高い」と、沿線住民から恨み節が漏れる鉄道がある。千葉県内のベッドタウンを走る北総線などの現状から、専門家は「運賃設定に消費者の視点が欠けている」とも指摘している。【藤田祐子】 ◇並走私鉄の倍額も 利用低迷で悪循環に 千葉ニュータウン(千葉県印西市など)と東京都心を結ぶ「北総線」(京成高砂-印旛日本医大、32・3キロ)。京成電鉄の子会社「北総鉄道」が運行し、割高な運賃が問題になってきた。例えば、並走する京成本線の京成高砂-京成船橋(12・4キロ)が250円なのに対し、ほぼ等距離の北総線の京成高砂-新鎌ケ谷(12・7キロ)は2倍以上の570円。 千葉ニュータウンに住む主婦(45)は、高3と中2の息子2人の定期代に月4万1300円を支出し、「学費より通学定期が高いなんて。子ども手当が出ても、定期代に
カード番号も“使い捨て”の時代に!?痒いところに手が届く「ワンタイムデビット」 ダイヤモンド・オンライン3月17日(水) 8時30分配信 / 経済 - 経済総合 クレジットカード、銀行振り込み、コンビニ払い、代引き決済――ネットショップにおける決済方法は多々あるが、実際に使用してみると、「一長一短」といった感が否めない。 クレジットカードはセキュリティの不安が残るし、銀行振り込みは確認までに時間がかかる。はたまたコンビニまで出向くのは気が重いものだし、代引き決済は別途手数料を取られる場合が多い。なるべく安く、迅速に、しかも安全に取引が可能な決済手段というものは、案外と少ないものである。 そんななか登場した、ジャパンネット銀行の「ワンタイムデビット」は、ユーザーの“痒いところ”に手が届く新しい決済サービスだ。 一番の特徴は、その名のとおり、カード番号を「ワンタイム」――つまり必要なとき
「マンガの直木賞」を目指し、マンガに詳しい書店員や記者らがその年一番のマンガを選ぶ「マンガ大賞2010」(同賞実行委員会主催)が17日発表され、ニッポン放送(東京都千代田区)で開かれ、ポルトガル在住のマンガ家、ヤマザキマリさんが「月刊コミックビーム」(エンターブレイン)で連載している「テルマエ・ロマエ」が大賞を獲得した。 09年1月1日~12月31日に単行本が出版され、通巻8巻以内のマンガが対象(過去の大賞作は除く)。書店員や記者、タレント、アナウンサーら89人の選考員の投票をまとめ、上位10作をノミネートした。2次審査ではノミネート10作を対象に投票し、1位を3ポイント、2位を2ポイント、3位を1ポイントで計算。「テルマエ・ロマエ」が94ポイント、小山宙哉さんの「宇宙兄弟」(講談社)が89ポイントだった。 「テルマエ・ロマエ」は、古代ローマ時代の風呂限定の設計技師・ルシウスが、なせか現代
寒暖の差が激しい中で、私自身も順風と逆風の渦巻く中で、ひとつの決意を固めた。それは、この夏の参議院選挙にエントリーし、全国で候補者の名前を書ける「比例区」で駆け回ろうという決意だ。すでに、いくつか小さな新聞記事では伝えられているが、『どこどこ日記』では、今日初めて明らかにする。 現在は、3月13日に行なわれた社民党東京都連合定期大会で「比例区候補として社民党全国連合に上申する」ことが決定した。この上申を受けて、近日中に正式に「比例区公認候補」となる手続きが行なわれるというのが現状だ。簡単に言えば「内定・手続き中」ということになるだろうか。正式決定をしたら、あらためて「政策」「決意」などをアップすることにしたいが、今日はそもそも「参議院比例代表選挙」とは何かということについて、まとめて記してみたい。 〔制度説明開始〕 参議院比例代表選挙と衆議院比例代表選挙の違い 参議院選挙の全国比例区はどん
多重債務の背景にあるギャンブル依存症について考える講座が20日、横浜市中央図書館(西区老松町)で開かれる。専門家を招き、心のケアのあり方や周囲のサポートを促すきっかけを探る。午後1時半~3時半。参加無料。 同図書館は、医療や法律関連の情報を積極的に提供するなど、「市民の命と暮らしを守る活動」に力を入れており、法情報コーナーも設置している。 今回は市内に三つあるギャンブル依存症のリハビリ施設とも連携し、依存症に苦しむ人の手記や社会復帰を目指すトレーニングの様子を取り上げた資料なども紹介する。 講師は、法テラス神奈川理事で依存症の人たちを支援している司法書士稲村厚さん。消費者金融の現状や支援団体の取り組みなどを紹介し、債務整理だけでなく心のケアが再発防止のポイントとなることなどをアドバイスする。 定員50人。希望者は同図書館調査資料課まで電話かファクス、メール、または図書館窓口で申し込
pararaの件もあって、電子書籍をいろいろ調べてるんだけど、雑誌を売ってるところって実はたくさんあるんですね。検索しても検索しても見つけきれなかったんだけど、ある方法で大量にわかったので、一覧をメモしておきます。 Magabon 雑誌(紙)の販売サイト。一部記事を紙面イメージでちょい読みができる。ファッション誌とかが多いみたい。 バックナンバーが1年分ぐらいちょい読みできるのはいいかな。ただ、バックナンバーの表示が「月日」しかないので、いつの年の雑誌かさっぱりわからない。 MagMe 雑誌(電子)の立ち読みサイト。携帯電話からしか読めない。「2009年秋頃の正式公開を目指して」といいつつまだβ版。 fujisan.co.jpが運営しているようだ (そういえば、おもろまちのビルにfujisan.co.jpの看板があったような)。 zassi.net 雑誌(紙)の販売サイト。目次が閲覧できる
※このエントリはコンペ受賞の際のレポートとなっております。 Layered Readingの情報のまとめ、及びコンタクトをご希望される場合はLayeredReading.comをご覧下さい。 -------------------------------------------------------------------------------- 去る2010年3月10日、今後ますます発展を続けるモバイルプラットフォームでのアプリケーションやサービスの新しいアイデアを競う、三井ベンチャーズとティーガイア主催のビジネスプランコンテスト「i*deal Competition」の最終選考会が開催されました。 このコンテストで私たちハチヨンdialogメンバーはチーム名Project LRとして「新たな読書体験とビジネスを創出する、電子書籍のアイデア(Layered Reading)」というア
しかし、空港の前途はきわめて危ういと言わざるを得ない。国内大手に見向きもされなかった「茨城空港」の定期便は、アシアナ航空のソウル便一便と、4月16日就航のスカイマークの神戸便一便のみ。チャーター便が加わるとはいえ、羽田や成田に続く「首都圏第3空港」との意気込みとは、大きくかけ離れている。空港ターミナルビルも既に年間約2000万円の赤字が見込まれている。 空港の需要予測は天下り先が描いた 「捕らぬタヌキの皮算用」 事業着工前年の1999年に国が示した需要予測(札幌や大阪、福岡、那覇の4路線開設で、年間利用者約81万人)は、現在、茨城県の試算では年約16万7000人にまで下方修正されている。なんと5分の1である。建設当初に描かれたバラ色の夢はすっかり消え失せ、厳しい現実が待ち構えている。 成田や羽田に近すぎて需要が見込めないからだ。もちろん、冷静になって考えれば、誰もが予測できたはずだ。 空港
全国の図書館から書籍を検索し、蔵書の有無や貸し出しの可否を調べられるWebサービス「カーリル」。簡単な使い方と各種設定方法をまとめてみた。 全国の図書館に対応した蔵書検索サービス「カーリル」がWeb上で話題になっている。3月10日の公開以来、1500を超えるはてなブックマークを集め、公式Twitterアカウント@caliljpにもユーザーから多くの要望が寄せられている。 運営元は米Nota。メモ帳&クリッピングソフト「紙copi」の開発などで知られる洛西一周氏がCEOを務める企業だ。米国に拠点を置くNotaだが、カーリルの80%以上は岐阜県中津川市での開発合宿で開発されたという。今回のWebサービス図鑑では、そんな“ほぼ国産”Webサービス・カーリルの基本的な使い方をお届けしよう。 まずはログインしておこう カーリルにアクセスしたら、さっそく読みたい本を検索……してみたいところだが、先に各
最もシンプルな時間術 ―幸せを求めるなら「ゆっくりが、早い」 http://www.earthinus.com/2010/03/slow-is-faster.html
ケータイ世代の落とし穴...採用担当者に聞いてみた 週末に古い知人達といろいろあやしい企みをしていたのですが(といってもたいした話ではなく、集まって何かやりたいねーという話)。そこに先生がおりまして。どこのとはいえないのですが、ともかく先生(笑) その人と話していて、今時の学生さんはね~という話で盛り上がり。「まさか」「馬鹿な、それはさすがに(笑)」なんて盛り上がりっぱなしで、腹筋が痛かったんですね。 で、そのネタがあまりにあんまりだったので、実際のところどうなのかと、そこそこ大きい会社の人事担当をしている知人に聞いてみました。 「最近さ、ケータイ世代っていうの? インターネットなんてケータイっしょ?みたいな子増えてるじゃない。で、採用する時に変な言動とか行動をするって話題があってさ。学校の先生やってるやつから聞いてね。採用してもらえなくて大変だって話でさー」 「いや...俺、笑えないわそ
外務省は15日、作成後30年経過した外交文書について、原則として自動的に公開する制度を導入する方針を固めた。16日に同省で開く「外交記録公開・文書管理対策本部」の初会合で提起する。例外的に非公開とする場合も、文書の担当課に理由の説明を義務づけることで、公開を徹底する考えだ。 外交文書の公開は、国際的な基準に合わせ、戦後の文書を対象に「原則30年を経た外交記録を一般に公開」との方針で1976年に始まった。これまで計21回、約1万9千件が公開されたが、どの文書を公開するかは担当課が事実上決めてきたため、「国益を損なう」などを理由に、30年経ても公開されない文書や非公開部分を黒塗りにした文書が多くあった。 新制度では、明文化されていなかった30年経過後の文書公開を規則に明記する方向。事務次官をトップとし、有識者も加えた推進委員会が、外交記録の公開業務を担当する「外交記録審査室」に助言・指導す
1. お年寄りがネットを使えないのは何故か 通ってる病院に先日行ったら「予約システム稼働開始しました!」みたいなビラが配られていた。 ようやくネットで予約できるようになったのかと思って見てみたら、電話をかけて「日時を入力してください ピッ」みたいに流れてくる音声に従って入力するシステムだった。今時それはないわ。そうまでしてネットを使いたくないのか。 この記事は、「お年寄りがネットを使えない」から病院の予約が電話を利用した仕組みになるのだ、と説明する。私は、これは単純に「使える」「使えない」という話ではないように思う。 映画館へ行くのに、事前に座席を予約しない理由はない。ないが、実際には予約しない。 最初から買うと決めている本を、なぜかAmazonで注文せず、書店で買うことがよくある。追加料金なしで即日配達されるサービスに加入しているのに、どうしてだろう。そろそろ配本されるかな? と、ワクワ
紀伊国屋書店と凸版印刷が国会図書館から蔵書を電子化する作業を共同で受注した。請け負ったのは書籍8万冊強と雑誌16万冊。明治期から1968年ごろまでの約90万冊を電子保存するプロジェクトの第1陣だ。2社は今回受注を大学図書館など向けの足がかりとしたい考え。一方、国会図書館は蔵書データの商用サービスへの開放をめざす。本格的な電子書籍時代を目前に、関係者の思惑が交差する。 今回の作業は、マイクロフィルムからではなく、古書そのものをスキャナーで取り込み電子化するもの。破損を防ぐため、人手で1ページごとに画像データ化するほか、書籍の紛失などがないよう慎重な作業管理が求められるなど、手間のかかる業務が多い。関係者からは「1ページ100円前後のコストがかかる」との声も上がっていた。 しかし、落札額は約11億円。書籍で1ページ51円、雑誌で76円となる計算だ。入札では、予定落札価格の6割を下回ったことから
JR横須賀線の新駅「武蔵小杉駅」が開業したことについて、川崎市の阿部孝夫市長は16日の定例会見で「自分が想定していた以上に重要な駅であることが分かった。広域拠点として、川崎駅を上回るポテンシャルを持った地域になってきたと実感している」と、感想を述べた。 13日の開業記念式典は、地元住民ら大勢の関係者が集まり熱気ムンムン。JR東日本の社長からは「これだけ大きな新駅の開業は、首都圏では近来ない」と”太鼓判”を押され、その注目度の高さをあらためて感じた様子。 小杉駅周辺では再開発が続いており、今後について「小学校の不足や、文化・スポーツの拠点である等々力緑地とのアクセスなどをどうするかが課題」との認識を示した。 神奈川新聞の関連記事 JR横須賀線の武蔵小杉駅が開業、この日限定の臨時特急列車が停車/川崎-2010/3/13 JR横須賀線の武蔵小杉駅が開業へ、報道関係者に公開/川崎-2010/
昔々、たしかテイタム・オニールの映画、ペーパームーンだったと思うが、レジでお札を使っておつりを詐欺するところがある。それ以来、おつりの渡し方になぜかずっと興味を持っていた。 最近、特に気になっていたのが、おつりのレシートの渡し方。 だいたいどこに行っても、まずお札を数えながら渡し、次に小銭とレシートを渡す。コンビニでも、書店でも、マクドナルドでも、パソコン屋さんでも、クレープ屋さんでもどこでもだいたいそうだ。 ところが見ていると、レシートをもらう客は、たいてい札入れにレシートをしまう。小銭と一緒にレシートをもらっても、札入れに入れる。 ずっと気になっていたのだが、本当にみんな札入れにレシートを入れているか確認してみようと、ツィッターでレシートをどこに入れるかと質問してみる。 返ってきた答えは圧倒的に紙幣と一緒に札入れ(287人)、または札入れの別ポケット(34人)。小銭入れに小銭と一緒にレ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く