今年のNo.1スゴ本! …というか、戯曲。緊迫した展開と最後に用意されたどんでん返し。サクッと読めてゾクッとした150頁たらずの小編だが、自信をもってオススメできる。 舞台は裕福な家庭、娘の婚約を祝う一家団らんの夜。そこに、警部と名乗る男が訪れて、ある貧しい若い女性が自殺したことを告げる。そして、その自殺に全員が深くかかわっていくのを暴いていくが… 場所は、団らんの居間のみ。派手なアクションも大仰なセリフ回しも一切無し。新訳がまた上手いんだ。削ぎ落とされた言葉の向こうに、胸がつぶれるほどの感情が取れる。山場では、気持ちがダイレクトに伝わってくる、まるで、舞台の上の表情を見ているかのような気にさせられる。 しかも、前半の前触れがいい。会話の端々に危うさがナイフの腹のように光っている。和気あいあいとした中に、読み手はなにか落ち着かなさを感じる。ひょっとして伏線なのかなぁ…と思うこと二度三度 ←
株式会社グリーンハウスは、iMac、MacBook Proに対応した、200pin「DDR2-667MHz」の2GBメモリーモジュール「GH-DAII667-2GB」(永久保証)/ 「GH-DW667-2GBZ」(5年間保証)を新発売致します。 「GH-DAII667-2GB」、「GH-DW667-2GBZ」は、Apple社製のiMac(MA590J/A,MA589J/A, MA456J/A)、MacBook Pro(MA609J/A, MA610J/A, MA610J/A)に対応した667MHz対応 2GB 200pin DDR2 Unbuffered SO-DIMMです。 確実な動作検証を行い安定した高速動作を実現する高信頼メモリなので、最大3GBの大容量環境でも安心してご利用いただけます。 DDR2-667(PC2-5300)対応200pin DDR2 SDRAM Non-ECC U
本書は、Rubyによる開発経験を持つ読者を対象に、プログラミングのテクニックをまとめたレシピ集である。テーマごとに章立てしているので、自分の行いたいことを目次で探して、答えを見つけ出すことができる。本書日本語版では「コードブロックと反復処理」や「リフレクションとメタプログラミング」、「データベースと永続性」や「マルチタスクとマルチスレッド」など、他では情報を見つけにくいテーマを集めて再構成しており、すでにRubyを活用している開発者にとって価値のある内容になっている。Rubyでできることをさらに広げたいRubyプログラマに必携の一冊。 原書と和書の違いについて はじめに 1章 日付と時間 レシピ1.1 今日の日付の割り出し レシピ1.2 日付の正確な解析とファジィ解析 レシピ1.3 日付の出力 レシピ1.4 日付の反復 レシピ1.5 日付の演算 レシピ1.6 任意の日付からの経過日数 レシ
● [Books][UNIX] Advanced UNIX Programming 2nd Edition 今回は、Marc J. Rochkind 氏による Advanced UNIX Programming 第二版をご紹介します。 UNIX プログラミングに関するリファレンス書として、本書は APUE と並び双璧を成していますが、初版発行は APUE よりも遙かに古く 1985 年となっています(APUE の初版は 1993 年)。初版の出版社は Prentice Hall でしたが、続く第二版は 2004年 Addison Wesely が出版しています(ちなみに、APUE 第二版の出版も同じく Addison Weseley ですが、こちらは翌 2005年)。 両者を一言で表現するなら、APUE は "classical" であるのに対して、本書は "practical" と言える
2007年03月30日15:15 カテゴリ書評/画評/品評WEB+DB PRESS 書評 - WEB+DB PRESS 総集編 [Vol.1~36] 先ほど編集部から到着。 WEB+DB PRESS 総集編 執筆者の一人が言うのもなんですが、これは超お買い得ですよ。 まずなんといっても目玉は、Vol. 1-36までの全記事のPDFがCD-ROM添付されていること。 『WEB+DB PRESS』の6年間がこの1冊に。 WEB+DB PRESS,Vol.1〜36のバックナンバーを総力収録した特別編集号。特集,企画,一般,連載,コラムの各記事を,PDF形式で付属CD-ROMに収録しました。加えて,書き下ろし記事「Webエンジニアのための基礎,徹底理解」「ステップアップLLプログラミング」をはじめ,本文も充実の内容でお届けします。 このCD-ROM、よく出来ていて、ちゃんと目次が記事へのリンクにな
2006年04月18日14:30 カテゴリ書評/画評/品評Math Paved by Roger Penrose - 書評 - The Road to Reality いやあ、脱帽。 The Road to Reality Roger Penrose これはすごい本だ。まだ邦訳はないみたいだけど、オイラーの贈り物を気に入った人ならすぐ注文すべきだ。大丈夫。高校修了の数学力と英語力でちゃんと読み通せるから。騙されたと思って←をポチッとクリックするあるよ。 本書は、理論物理学の第一人者であるRoger Penroseによる、一般ピープル向けの物理および数学の教科書だ。そう。本当に真剣に一般ピープル向け。 The Emperor's New Mindを呼んだ人は、かえって身構えてしまうかも知れない。私もそうだった。ましてや、本書は1000ページを超える大著である。ところが、ページをたぐって見ると
わかったつもり 2006-09-23-2 [書評・感想] ■西林克彦 / わかったつもり - 読解力がつかない本当の原因 全体的に例が豊富で丁寧です。 わかったつもりの正体がわかりました、だいたい。 いろいろ身につまされます。 (わかったつもりについてわかったつもりになりました、 などというベタなことは言いません。) 文脈が重要という話。 文脈によってわかるものも変わるし、わかる度合いも変わる。 ビジネス書の速読法なんかでは、 「読む前に『この本から何を得たいのか』という目的を持て」、 なんてことが言われますが、これも一つの文脈なわけですね。 「いろいろ」に注意。 「いろいろあるのだな」と認識した時点で、実は人はそれ以上の追及を止 めてしまうのです。(p.149) そうなんだよなあ。とはいえ、たいして興味のないことに関しては、 「いろいろあるねえ」で済まして
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