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ブックマーク / mytown.asahi.com (47)

  • 朝日新聞デジタル:マイナスイオン実習を中止 八戸大-マイタウン青森

    「体によい」などと紹介される一方、その根拠があいまいとの批判も多いマイナスイオンについて、八戸大学は今月、3年間続けてきた測定の実習を中止した。大学は「商業用語と科学を混同していた。反省を教育に生かしたい」としている。 マイナスイオンは、一般に空気中の電気を帯びた物質を指すとされ、インターネットには「自然治癒力を上昇させる」とか、「血液サラサラに」などの説明が多い。2000年前後には、効果をうたう家電製品も多く販売された。 一方、科学理解を養う科学リテラシーの講義を持つ山形大の天羽優子准教授によると、マイナスイオンという言葉は科学用語に存在せず、健康効果を示す科学論文もほとんど無い。立証されない効果をうたう商品・商法には批判も多く、公正取引委員会から効果をうたうことを禁じる排除命令をうけた商品もある。 八戸大は三つの高校とともに10年から十和田市の奥入瀬渓流で、市販の測定器を使ったマ

  • 朝日新聞デジタル:貸し出し・閲覧廃止を検討-マイタウン神奈川

    県は7日、県立図書館横浜市西区)と県立川崎図書館(川崎市川崎区)での蔵書の貸し出しと、閲覧機能の廃止を検討していることを明らかにした。緊急財政対策の中で、県立図書館は「機能の純化・集約化を含めた検討」が必要とされていた。今後は蔵書の横断検索・相互貸借システムを拡充し、2館の蔵書を各市町村立図書館で読めるようにするという。 この日の県議会決算特別委で、二見研一・教育局長は「身近な図書館で閲覧できれば、利便性の向上につながる。市町村と連携して新たな図書館のあり方を考えたい」と説明した。ただ、今後については「見直しはスタートしたばかり。議会とも議論を尽くして方向性を見極めたい」と述べるにとどめた。 県教育局生涯学習課によると、昨年度の2館の維持運営管理費は1億1330万円、事業費は2億1480万円。利用者数は計43万5791人で減少傾向が続いている。蔵書数は県立図書館が79万6678冊、県

  • asahi.com:中津川の団体 図書館建設「継続を」-マイタウン岐阜

    中津川市が建設中止を検討している新図書館について、市民団体が21日、建設継続の要望書を青山節児市長に手渡した。また、市議会の吉村俊広議長には建設を求める請願を提出。賛成する市民ら1万6858人の署名も添えた。 ◆1万6858人署名添え 要望書提出 建設継続を求めたのは、新図書館の建設を希望する市民らでつくる「市読書サークル連絡協議会」と「図書館くらぶ」。この日は代表者らが市役所を訪れた。 要望書と請願は、「市議会の議決に従い建設継続をしていただきたい」「図書館は単なるハコモノと違い、教育施設で子どもたちだけでなく市民の憩いの場、生涯学習の場でもある」などと求めている。 図書館くらぶの桑沢宏康会長によると、署名は今月初めからメンバーや支援してくれる市民らで集めた。2143人の子どもや、市外2265人も含まれているという。 桑沢さんは「新図書館の建設は25年も待ち望んでいた市民の夢。

    MIchimura
    MIchimura 2012/02/24
    まあ、反対するひとがいりゃ賛成するひともいるわな。
  • asahi.com:<中津川市長選>リコールの流れ 再び-マイタウン岐阜

    22日投開票された中津川市の出直し市長選で、前市長の大山耕二氏(62)は、他陣営が驚くほどの大差で敗れた。3カ月前の解職請求(リコール)で集まった有効署名3万596人が、再び「ノー」を突きつけた形だ。この民意を、各陣営はどう読み解いたのか。 ◆青山・大山陣営 「署名は生きていた」 「署名は生きていた。市民は変わらなかった」。22日夜、初当選にわく青山節児氏(60)の事務所で、市議が大きな声を上げた。 前市長を除く候補者4人の得票合計が約3万2千票。前市長の解職請求(リコール)のために集めた有効署名数3万596人とほぼ同じだったからだ。 青山氏は合併前の旧町村部の出身。5人の候補の中では唯一だった。選挙活動の重点を置いた旧町村部では手応えを感じていたという。だが、有権者の数は都市部(約4万4千人)の半数ほど。選対幹部は「終盤まで劣勢だと感じていた」と打ち明ける。 だが、結果は前市長

  • asahi.com:入試面接で「罵倒された」医学生が提訴準備-マイタウン群馬

    群馬大大学院の入学試験で、面接官の女性教授からアカデミックハラスメント(教員の立場を利用した嫌がらせ)を受けたとして、同大医学部の男子学生(21)が、女性教授や大学を相手取り、慰謝料500万円を求めて、訴訟を起こす準備を進めていることが12日、わかった。 男子学生は9月、保健学研究科の博士前期課程の入学試験の面接で、研究者としての展望を語ると、女性教授から「なめてんじゃないよ、あんた。そんなんで研究者になれると思ってんの。それじゃ、テクニシャンじゃないか。甘ったれるのもいい加減にしなよ」などと罵倒されたという。 男子学生は、試験には合格したが、その後精神的に追い込まれ、不眠症やうつ病を発症したと主張している。男子学生は「大学側の事後の対応も許せない。説明もないし、謝罪なり誠意を見せてほしい」という。 女性教授は朝日新聞の取材に対し、「大学の入試の問題なので、個人的なコメントは控えたい

    MIchimura
    MIchimura 2011/12/14
    ちょっとよくわかりませんが
  • asahi.com:中津川市 住民投票回避に賛否-マイタウン岐阜

    「辞職の可能性を否定しない」。かたくなに辞職を否定してきた中津川市の大山耕二市長が方針を一転させた。住民投票で失職することを心配する支援者らと相談するためだという。一方の反市長派は「辞職なら敵前逃亡だ」と痛烈に批判している。 中津川市の大山耕二市長は、22日の記者会見で、「辞職の可能性も否定しない」と話し、住民投票を回避する可能性を示した。 この発言に、反市長派でつくる「新図書館建設に反対する超党派議員の会」の楯公夫会長(新政会)は「もし辞職すれば敵前逃亡だ」と憤りをみせた。 楯会長は「市長解職投票の請求の時など、今まで何度も辞めるタイミングはあったはずだ。住民投票が間近にせまった今やめるとしたら無責任はなはだしい」と語気を強めた。 反市長派の新政会はこの日、市長が辞任した場合の対応について協議。早ければ、定例議会の始まる今月29日までに辞職届が出される可能性もあるとみて、候補者

  • asahi.com:大学生ら12人、「書評合戦」で愛読書PR-マイタウン茨城

    水戸市の県立図書館で23日、愛読書の魅力を語り合って投票で一番人気のを決めるビブリオバトル(書評合戦)が初めて開かれた。「面白いに出会えた」と参加者。図書館側も「好きの人が増え、足を運ぶきっかけになる」と期待する。 ビブリオバトルは2007年、京都大学に在籍していた谷口忠大さん(33)=立命館大学准教授=が「課題図書を皆で読む輪読よりも面白い方法を」と発案した。 参加者がお気に入りのを持ち寄り、の魅力を1人5分以内で順番に語る。出場者と聴衆が「一番読みたくなった」に投票し、チャンプ(優勝)を決める。当初は京都大学の学内で行われていたが、全国へ広まりつつある。 県内では常磐大学文芸部が今年1月、学内で開始。文芸部の坂和信さん(23)らが「学外の人にも体験してほしい」と県立図書館に協力を仰ぎ、実現した。この日は高校生から40代まで計12人が出場。聴衆も14人集まった。

    MIchimura
    MIchimura 2011/11/25
    ビブリオバトル。流行ってんなあ。/将来図書館へ勤務する可能性のあるひとにはすごくよい流行だと思う。これたのしく練習する機会ってマジでない。ぼくもやりたい。
  • asahi.com:震災の記録「残す」 県立図書館-マイタウン岩手

    被災地で発行された手書きの広報紙や被災地を取り上げた雑誌、復興イベントのチラシなど約580点をまとめた震災関連資料コーナーが21日、盛岡市の県立図書館に開設された。今後、資料を整理し、保管点数を増やしていく。 同館は震災に関する手記や活動記録、ミニコミ誌などの収集、保管を続けている。様々な視点から震災の情報を得られるように、震災に関する文学や経済、スポーツ、写真集など、分野を問わず書籍類を集めている。一定量が集まったため公開を始めた。 「写真洗浄承ります」「仮設歯科診療所開きます!」など、身近な生活情報が書き込まれた壁新聞も保管。全国紙と地元紙計12新聞社の震災後1週間分の新聞を読み比べられる特別コーナーもある。 同館職員岩持河奈子さんは「復興と同じように、震災の資料収集にも終わりはありません。地域の方と一緒に、郷土の歴史を残していきたい」と話している。 寄贈は持参または郵送で同館

    MIchimura
    MIchimura 2011/10/27
    この震災をネタに本を出した著者編者出版社はぜひ寄贈するように。福島県立でもやってるよ。
  • asahi.com:図書館 進むサービス-マイタウン広島

    図書館のサービスが進化している。を幅広くそろえたり、開館日を増やしたりといった基的な利便性向上だけでなく、どのを読んだか一目で分かる「読書通帳」や、携帯電話のメールを使った予約、宅配サービスまである。読書の秋、近くの図書館に足を運んでみては――。 公立図書館の貸出冊数が都道府県別で全国8位(2009年度)の岡山県。中国5県ではトップを誇り、中でも県立図書館は、来館者数と貸出冊数が全国の都道府県立図書館で昨年度まで6年連続1位だった。 副館長の岡長平さん(57)は「来館した人に満足してもらうため、読みたいをそろえる。これに尽きます」と説明する。同館では毎年、新刊図書の7割の収集を目標に掲げて購入している。 人文科学や自然科学・産業、社会科学、児童など6部門にフロアを分け、分野ごとにを配列。各分野に詳しい専門スタッフのカウンターを近くに設け、利用者の相談に応じている。2週間ごと

  • asahi.com:ぬいぐるみ 図書館お泊まり-マイタウン多摩

    お気に入りのぬいぐるみを図書館にお泊まりさせてみませんか――。立川市の錦図書館で22日、そんなイベントが開かれる。ぬいぐるみがひとけのない図書館を冒険し、思い思いに読書を楽しむ。そんなファンタスティックな様子を写真に収めて子どもたちにプレゼントすることで、図書館への関心を高めたい、というのがねらいだ。 「ぬいぐるみの図書館お泊まり会」は、児童サービス担当のスタッフである遠藤愛さん(23)が企画した。同様のイベントは米国が発祥の地とされ、現在は米国各地の図書館で人気を集めている。だが、国内では取り組みを進めている所はまだ少ないという。 今回のお泊まり会は、乳幼児〜小学生が対象。お気に入りのぬいぐるみや人形を持参して一緒に「おはなし会」を楽しんでもらった後、ぬいぐるみを置いて帰ってもらう。 スタッフはその後、預かったぬいぐるみを図書館のあちこちに配置。仲良くを読んだり、書架の周りで

    MIchimura
    MIchimura 2011/07/08
    立川市錦図書館。”ぬいぐるみが図書館で楽しそうに過ごす姿を見ることで、「図書館に来れば何か楽しいことがあると、子どもたちに感じてもらえれば」”
  • asahi.com:南三陸のホテルに臨時図書館 1万冊寄付-マイタウン宮城

    約500人が避難生活を送っている宮城県南三陸町の「南三陸ホテル観洋」に29日、約1万冊をそろえた臨時図書館が開設した。 東京都中野区の会社経営船坂浩司さん(28)が、大手古チェーン店「ブックオフ」からコミックや小説などを無償提供してもらい、同ホテルに寄付した。同町にボランティアに来た知人から被災地の様子を聞き、支援に乗り出した。棚は船坂さんが独自にデザインした段ボール製で、避難生活が終わると同時に処分できる。 ホテルのおかみ、阿部憲子さんは「子どもたちだけでなく大人も読書でリラックスし、将来を考えるきっかけになってほしい」と話した。

  • asahi.com:震災から復興へ 資料編まず刊行/伊丹-マイタウン兵庫

    伊丹市立博物館が、1995年の阪神大震災の被害状況や復旧・復興への足取りをまとめた「阪神・淡路大震災〜伊丹からの発信」“手引・資料編”=写真=をつくった。近現代史の中に震災を位置づけて解説する“文編”も来春に刊行する予定だ。 震災の記憶を次の世代に引き継いでいくねらいで博物館が続けてきた調査成果の一つで、700ページ近くと分厚い。年表や統計などの基礎データのほか、避難所の運営やがれき処理、市バスの運行などについて、行政が現場レベルでどう対応したかを示す資料をテーマ別にまとめた。 仮設住宅入居の手引きや、バスの臨時運行に関するメモ、家屋の被害状況のチェックリストなど、当時を思い起こさせる資料も少なくない。 市内の被害は死者23人、負傷者2716人、住宅の被害は全壊の1395棟を含めて2万8千棟以上に及んだ。冊子には、全壊した阪急伊丹駅の駅舎や、給水に並ぶ市民などをとらえた写真50枚以

  • asahi.com : 役立ちます避難所新聞 大熊町の図書館司書が手づくり - マイタウン福島

    東京電力福島第一原発から20キロ圏内にある福島県大熊町から避難してきた住民が暮らす田村市の船引就業改善センターで、町職員が発行する「避難所新聞」が好評だ。炊き出しのメニューや品の取り置き方法などをイラスト入りで掲載。住民たちは「とても役に立っています」と話している。 新聞を発行しているのは、いわき市在住で大熊町図書館司書の風間真由美さん(35)。自宅は警戒区域には入っていない。震災後、5歳と3歳の2人の息子は宇都宮市の夫の実家に預け、町民とともに避難所に泊まりこみながら避難所の運営を担っている。 震災から約2カ月で、子どもたちに会いに行ったのは4〜5回。久しぶりに会うと、息子たちは赤ちゃん返りをして、普段よりも甘えてくる。県内に戻る日は子どもたちが目を覚ます前にそっと夫の実家を後にする。「かわいそうだなとも思うけど、転校先の保育園にも喜んで通っていると聞くと安心します」 新聞の発行は、町

    MIchimura
    MIchimura 2011/05/24
    ぜひ、一部ずつだけでもとっといて……!
  • asahi.com:青空書店、図書館 被災地で急増-マイタウン岩手

    震災から2カ月が過ぎた被災地で、を求める人が増えている。被災者の要望で宮城県気仙沼市に登場した「青空書店」には多くの人が詰めかけている。岩手県沿岸の図書館では震災後、新規の利用者登録が急増。写真集や郷土史など震災・津波にまつわるに関心が集まっている。 「ずっと待っていた。どれを選ぶか迷います」。青空書店初日の16日、津波で全壊した気仙沼市内の自宅から1時間かけて歩いてきた斎藤寿和さん(43)は笑顔を見せた。 好きで蔵書が1200冊あった。健康関連と「歴史に残ることだから」と震災特集の写真集を買った。 青空書店は、地元で書店を経営する千田満穂さん(73)が企画した。東京から出版取り次ぎ大手のトーハンが絵や雑誌、漫画など5千冊を運び、千田さん経営の自動車販売会社の駐車場に並べた。 被災地では多くの書店が壊れ、再開のめどが立っていない店も少なくない。千田さんには「再開して」とい

  • asahi.com:湯本高生「大人の気分」-マイタウン福島

  • asahi.com:図書館と美術館 バリアフリー案 米子-マイタウン鳥取

    米子市は、同市中町の市立図書館と美術館について、増築やバリアフリー化を盛り込んだ整備基設計案をまとめた。2013年8月の利用開始を目指す。 設計案によると、図書館は、隣接する噴水を撤去して開架スペースなどを増築。1階には、親子らが使える児童開架スペース、2階には会議などに使える研修室を新設する。すべての開架スペースをバリアフリー化し来館者用のエレベーターも新設する。 図書館に隣接する美術館は、内装や外壁をリニューアルするほか、自動ドアの新設やエレベーターの改修で、車いすでも自由に利用できるようにする。敷地内にある旧市立第二中学校の建物は解体して、創作展示活動ができる広場も作る。 市は、20日〜6月30日に市民から意見を募集して、9月末に基設計を策定。6月25日午後2時から、同市錦町1丁目の市福祉保健総合センターで市民説明会も開く。問い合わせは市教育委員会生涯学習課(0859・23

  • asahi.com : 図書館再開、かすかな安らぎ 気仙沼 - マイタウン宮城

    気仙沼市立気仙沼図書館が先月末、東日大震災から19日ぶりに開放された。貸し出しはしばらくできないが、安らぎを求める市民が書棚と向き合った。 先月30日午前10時、図書館が開くと、同市の主婦、熊谷明日香さん(27)と梨里香ちゃん(3)が、借りていた絵を片手に訪れた。「2月末からずっと返却できてなくって」 熊谷さんは、館内で梨里香ちゃんに「ノンタン」シリーズの絵を1冊、読み聞かせた。「やっと新しいを読めるようになって、娘も元気になりましたね。喜んでいます」と話した。 図書館は津波の被害を免れたが、約10万冊ある蔵書やCDなどのほとんどが床に散乱した。職員16人は市内の避難所の応援に駆り出され、片付けを始めたのは23日になってからだった。何とかを棚に収め終えたが、システムが復旧せず、貸し出しはできない。 「技術・工学」の書棚の前でじっと立ち止まっていたのは、同市の電気会社員、横田耕一郎

  • asahi.com:図書館の役割の可能性と重要性-マイタウン福島

    福島市で暮らし始めて丸3年になった。四季折々の豊かな自然、温かい人柄、おいしい材に囲まれてとても楽しい生活だが、一つ物足りなく感じ続けることがある。専門書を備えた書店と、何度も足を運びたくなる図書館がないことだ。 県庁所在地の割に読書環境が貧弱な街、という第一印象は今も残る。ただ、取材で県内を走り回るうち、ほかの市町村には充実した図書館が数多くあることに気づいた。そんな思いを伝えたくて企画「の森へ」を福島版で続けている。 蔵書の充実だけでなく、講座や講演会の開催、街づくりや子どもの学力向上とのかかわりなど、図書館の役割の可能性と重要性はますます大きくなる。それをよく認識する自治体の図書館はますます輝く一方で、旧態依然の図書館もある。 ある図書館司書の言葉が印象に残る。「うちの施設には市職員がよくを借りに来る。重要性は認識してくれているようです」。図書館を大切にする自治体職員、首

    MIchimura
    MIchimura 2011/03/03
    全く同じことを会津若松で思ってた。そうか、福島市でもアレなのかあ……
  • asahi.com:本の森へ:飯舘村立草野小に新設へ-マイタウン福島

    ●外光取り込み、吹き抜け図書室 飯舘村は新年度、村立草野小学校の改修工事に伴い、2階の天井までが吹き抜けの図書室新設に着手する。中庭に降り注ぐ光を室内に取り込む。学校司書の導入についても読書教育先進地の大熊町を訪れるなどして検討を始めた。図書室を学年を超えた交流の場とし、教室としても利用できるようにする方針だ。 図書室の仮称は「ほんの森(図書室)」。長方形の中庭を斜めにほぼ二分して建てる。中庭に面した緩い曲線を描く壁部分はガラス張りにして、庭の草花とつながった明るい空間とする。また、別棟のランチルームは音響機器を整備した視聴覚室に改造し、幼稚園児や村民も利用できるようにする予定だ。 計画案はすでに村議会に説明。建設は2011、12の2年度にわたり、初年度分の工事費を新年度当初予算案に盛り込む。 村は04年に建てた村立飯樋(いいとい)小に、20人近くが同時に入ってを読んだり遊んだり

  • asahi.com:本の森へ:本を授業に生活に-マイタウン福島

    ●大熊町と学校の図書館連携 大熊町が町立図書館と学校図書館の連携を進め、子どもの読書環境を整えている。小中学校ごとにほぼ毎月、を使った学習を計画。町の図書館を借り、授業に役立てている。新学習指導要領で学校図書館の活用が定められたが、町はそれを先取りするように、子どもと図書館を近づける教育を続けている。(中川透) ◎蔵書、車で行き来/読書で地域づくりも 「生きものを飼おう(生活科)」「伝え合って考えよう(国語)」「川とくらし(社会)」……。町の学校図書館年間利用計画書を見ると、こんな項目がずらりと並ぶ。図鑑、辞書、児童書などを使うことを前提にした学習計画を学年ごとに組んだ。 学習計画の項目は、町内の2小学校と1中学校がそれぞれ、ほぼ毎月設定している。3校の学校図書館には、それぞれ約8千〜1万冊の蔵書があるが、足りない分を町の図書館から借りている。同館の蔵書は約13万冊で、人口比