1月6日、中国は世界で販売される電気自動車(EV)の4割を占めている。写真は2018年4月、北京で行われたモーターショーで展示されたトヨタのハイブリッド車(2020年 ロイター/Damir Sagolj) [香港 6日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 中国は世界で販売される電気自動車(EV)の4割を占めている。しかし政府が補助金を削減した後は需要が振るわなくなり、さらに同国はハイブリッド車への補助拡大へと方向転換する見通しだ。こうなると、自動車メーカーによって明暗が分かれそうだ。 中国当局は最近まで、環境に良い「純粋な」EVを後押ししていた。しかし消費者は値引きを望んでおり、政府が昨年6月にEVなど「新エネルギー車」関連の補助を約半分に削ると、こうした車種の販売は7─10月に約3分の1も落ち込んだ。