消費税率引き上げをめぐる各党の意見分布 ※アンケート未回答、質問無回答、複数回答などを除いて集計したため、各党の獲得議席数と合わない場合がある 毎日新聞は12日、参院選で当選が確定した121人のうち、全候補者アンケートに応じた113人の回答を集計した。菅直人首相は自らの消費税引き上げ発言を民主党の敗因と認めたが、全体の約6割が「引き上げるべきだ」と回答。民主、自民の2大政党がともに増税を掲げた異例の選挙戦の結果、大敗と復調に明暗は分かれたものの、消費税引き上げ派が当選者の過半数を占めることになった。 アンケートは6月11日から配布を始め、多くは菅首相が「消費税10%」に言及した6月17日より前に回答を得た。消費税については回答者の50%(56人)が「次期衆院選の後に引き上げるべきだ」、12%(13人)が「次期衆院選の前に引き上げるべきだ」と答えた。「引き上げるべきでない」は16%(18人)