このたび,『職場はどうなる 労働契約法制の課題』という本を出します。北海道大学労働判例研究会の編集で,8人の分担執筆です(ISBN:4750322717)。 内容は,昨年9月に出された「今後の労働契約法制の在り方に関する研究会」報告書を検討するもの。かなりの頁数になっていますが,何とか“お手頃価格”に抑えることができましたので,労働問題に関心をお持ちの方々にお買い求めいただければ幸いです。 http://hokkaido.sociallaw.info/shokuba/dounaru.html 目次と執筆者の紹介 うち,「労働時間規制」の章は私が執筆しました。とはいえ,当該報告書においてホワイトカラー・エグゼンプションは不自然な形で登場している(最後の最後で“ふと思い出した”ように書かれている)という事情もあって*1,論文というよりは解説記事といった趣で書きました。 文章の中では,id:ro