日本郵便は郵便物の減少が続き、人件費も上がっていることなどから、来年6月から郵便料金を見直し、はがきを現在の52円から62円に値上げすることを決めました。 はがきの値上げは、消費税の引き上げがあった平成26年を除くと、平成6年以来23年ぶりになります。 また、来年6月1日からは、定形外郵便物も新たに定められた規格を超える物は、重さによって80円から150円の値上げ、ゆうメールも規格を超える物は重さによって85円から100円、値上げします。 一方で、来年発行される年賀はがきは52円のままで据え置くということです。 日本郵便は、ことし4月から9月までの中間決算で、郵便物の減少や人件費の上昇で、本業のもうけを示す営業損益が429億円の赤字となっていて、値上げによって収益を改善したいとしています。