Mikiki史上最長規模の約25,000字にして、特濃の内容となったKiliKiliVillaを立ち上げた安孫子真哉と、彼をバックアップするレーベル・スタッフの与田太郎へのインタヴュー。その後編をお届けしたい。ここでは、KiliKiliVillaの魅力や美学にさまざまな角度から斬り込みつつ、いま鳴らされるパンクの新しさやおもしろさ、そしてMikikiや音楽メディアへの提言まで、ますます刺激的な言葉が並ぶ内容となった。ちなみに、本記事の趣旨やインタヴューに至るまでの詳しい経緯などは前編をご参照いただきたい。 ※前編はこちら KiliKiliVillaという名前は、僕のなかではカウンターというよりも〈関係ないもの〉という捉え方です。もう会いたい人としか交わらなくていい ――〈KiliKiliVilla〉という名前は、井上ひさしさんの小説「吉里吉里人」に由来しているんですよね。 安孫子真哉「ネー