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ブックマーク / www.minyu-net.com (89)

  • 【復興の道標・不条理との闘い】自分で見て伝えたい モモ吐かれた経験原点

    「ご安全に」。大勢の作業員が行き交い、あいさつを交わす。昨年7月、東京電力福島第1原発を初めて訪れた福島大2年の上石(あげいし)美咲(20)は、第1原発に抱いていたイメージとの隔たりに驚いた。「以前は悪いイメージしかなかった。ガラの悪い雰囲気で、劣悪な環境なんだろうと思っていたが、そんなことはなかった」。日常のニュースの見方が変わった。 上石が第1原発を視察したいと考えた背景に、県外で経験した忘れられない出来事があった。 2015(平成27)年夏、ミスピーチキャンペーンクルーの一員として横浜市の百貨店で福島のモモの販売促進イベントに参加。1人で買い物に来ていた女性にモモの試を勧めた。「おいしいね。どこ産の?」との質問に「福島から参りました」と答えると、女性はモモを吐き出した。 「『福島は危険』というイメージが強く残っていて生理的に無理だったんだと思う。せっかくおいしいと感じて下さったのに

    Yauchi
    Yauchi 2017/03/12
    03/05「2015年夏、横浜市の百貨店で福島のモモの販売促進イベントに参加。『おいしいね。どこ産の?』との質問に『福島から参りました』と答えると、女性はモモを吐き出した」
  • 「有料アダルトサイト未納料金ある」 60代女性がなりすまし被害:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

    Yauchi
    Yauchi 2017/02/01
    02/01「60代女性が(...)『有料アダルトサイトの未納料金がある。今日中に支払わないとさらに延滞金がかかる』(...)などと言われ26万円を振り込んだ」60代女性でも引っ掛かるんだ……。「子供が登録したのか?」あたりかな。
  • 会津地域の非沿線10市町村合意へ JR只見線・鉄道復旧案:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

    2011年7月の新潟・福島豪雨に伴うJR只見線の不通区間を巡り、県と沿線7市町が合意した鉄道復旧案について、会津地域の非沿線10市町村も復旧案に合意する方針を固めたことが28日、各市町村への取材で分かった。県と会津17市町村などが年度内に開く只見線復興推進会議で、鉄道での復旧が正式決定する見通し。 不通区間の会津川口(金山町)―只見(只見町)間の復旧後、地元が鉄道施設などを保有し、JRが車両を運行する「上下分離方式」を採用した場合、維持管理費として県と地元自治体で年間計2億1000万円の負担が必要となる見通し。このうち、非沿線の10市町村は計189万円、1市町村当たり数万~数十万円を負担する方向で調整が進められている。 10市町村は只見線と直接は関係しないものの、「会津の広域的な振興のためには鉄道復旧が必要」などの理由で、いずれも復旧案に合意する意向を示している。 一方、鉄道復旧にかかる費

    Yauchi
    Yauchi 2016/12/29
    12/29「10市町村は只見線と直接は関係しないものの、『会津の広域的な振興のためには鉄道復旧が必要』などの理由で、いずれも復旧案に合意する意向を示している」まじすか。
  • 福島県が自治体別の負担案 JR只見線復旧後の年間運営経費:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

    2011(平成23)年7月の新潟・福島豪雨で被災し一部区間が不通となっているJR只見線を復旧した場合にかかる年間の運営経費について、県が自治体別の負担額案をまとめていたことが1日、分かった。年間の経費は約2億1000万円で、案では県が70%の1億4700万円、会津地方17市町村が残り30%の計6300万円とされている。 案は、県と地元自治体が鉄道施設と土地を保有し、JRが車両を運行する「上下分離方式」での復旧か、現行のままの「バス転換案」とするか、年内にもまとめる方針決定に向けた検討材料としてまとめられた。 自治体別の負担額は、不通区間のある2町の割合を多くし、只見町が最も負担の多い1936万円、金山町が次いで1303万円とした。他の沿線自治体では会津若松市が924万円、最も少ない三島町は425万円となっている。非沿線の10市町村は計189万円とした。 市町村別の負担額は、1日までの2日間

    福島県が自治体別の負担案 JR只見線復旧後の年間運営経費:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
    Yauchi
    Yauchi 2016/12/02
    12/02「案では県が70%、会津地方17市町村が残り30%。自治体別の負担額は、不通区間のある2町の割合を多くし、只見町が最も負担の多い1,936万円、(...)非沿線の10市町村は計189万円とした」下郷や北塩原も負担するんすか。
  • 深海サメ・ラブカの卵、保育『世界最長』 アクアマリン共同研究:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

    いわき市のアクアマリンふくしまが人工保育に取り組んでいる、「生きた化石」と呼ばれる深海のサメ「ラブカ」の卵の保育期間が、1日で世界最長の135日となる見込みとなった。ラブカの妊娠期間は約3年半とされている。 同施設は、4月に、ラブカの長期飼育を目的に、東海大と共同研究のプロジェクトを発足。同大とともに5月20日から、死んだラブカから取り出した受精卵の人工保育を開始した。現在同施設で2個、同大で1個を育てている。同施設の卵は人間のこぶし大の大きさで、稚魚が動く様子が観察されている。同大の卵は、卵殻の割れが初めて確認された。 ラブカはラブカ目ラブカ科の深海サメで、水深500~1000メートル以深の、世界中の海に生息。同施設によると、深海のサメは陸上の気圧では肝臓に異常が現れるため、展示例はあるものの、数日から1週間が飼育の限界という。 プロジェクトでは、陸上の気圧下でラブカの子宮内の環境を再現

    深海サメ・ラブカの卵、保育『世界最長』 アクアマリン共同研究:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
    Yauchi
    Yauchi 2016/10/01
    10/01「ラブカの妊娠期間は約3年半とされている」すごい。
  • 復興需要...6割が減少感じる とうほう総研・福島県内企業調査:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

    Yauchi
    Yauchi 2016/09/28
    09/28「本年度上期について、約6割の企業が復興需要が減少したと感じている」民報との着目点の違いが面白い。が、ビビるのは「好影響なんて最初からないんです。偉い人にはそれが分からんのですよ」が41.6%という点。
  • 【動画】ヘリ、猪苗代湖の浜辺で低空飛行 テント飛ばし男性けが

    7日午後1時ごろ、猪苗代町の猪苗代湖蟹沢浜キャンプ場でヘリコプターが低空飛行し、テント3張りが吹き飛ばされた。千葉県の物流会社経営の男性(35)の顔にテントが当たり、軽傷を負った。 猪苗代署によると、男性は知人約30人と遊びに訪れ水上バイクなどをしていた。ヘリは小型で地上約10~20メートルを飛行、キャンプ場付近で数分間ホバリングし、西の方角に飛び去った。当時、蟹沢浜には湖水浴客ら100人以上がいたという。駐車していた乗用車3台にもテントが当たり、傷が付いた。同署はヘリの特定を進め、航空法違反や業務上過失致傷の容疑で調べる。 現場にいたキャンプ客の女性は「(ヘリから)浜に向けて手を振るのが見えた。地上に大勢人がいるのに低空飛行するのは危ない」と大事故につながる可能性を指摘した。 ( 動画は読者提供 )

    【動画】ヘリ、猪苗代湖の浜辺で低空飛行 テント飛ばし男性けが
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    Yauchi 2016/08/09
    08/08「猪苗代湖蟹沢浜キャンプ場でヘリコプターが低空飛行し、テント3張が吹き飛ばされた。男性の顔にテントが当たり、軽傷を負った。ヘリは地上約10~20mを飛行、数分間ホバリングし西の方角に飛び去った」危なっ。
  • 【復興の道標・名なしの土地-下】抜本的解決策示されず 法改正含め見直し必要

    「強制的に収用するなんて言われたら、納得する地権者がいるはずない」。中間貯蔵施設の候補地に土地を持つ男性(67)は憤る。 県内では中間貯蔵施設建設以外の、相双地方の復旧事業の一部で自治体が土地を取得する土地収用の手続きが進んでいる。 「(強制力を伴う)土地収用は、取得の努力を尽くした上で、当にやむを得ない場合の手段。地権者に丁寧に計画を説明し、理解を得るしかない」。県富岡土木事務所で事業を担当する次長の唐橋薫(47)は、額の汗をぬぐった。 各地で表面化する「土地所有者不明」問題の解決に向け、国は被災地で土地収用制度のスピードアップや財産管理制度の手続き簡略化などの特例を認めてきた。しかし県内で制度の活用は進んでいない。 用地取得の「奥の手」とされる土地収用は、公共用地の買収などで土地の権利を強制的に取得する制度だ。一方で個人の財産権に踏み込むため、これらの制度には収用委員会や裁判所の同意

    【復興の道標・名なしの土地-下】抜本的解決策示されず 法改正含め見直し必要
    Yauchi
    Yauchi 2016/06/12
    06/07「『所有者不明の土地』は、相続登記の仕組みなど現行の土地所有制度が変わらない限り、増加する見通しだ。今後、別な大規模災害の復興や耕作放棄地の集約など、さまざまな場面で問題となる可能性もある」
  • 【復興の道標・名なしの土地-中】10アール農地「所有120人」 資産価値低いほど

    「ここには所有者が120人を超えていた土地があった」。大規模な復旧や再開発事業が続く広野町沿岸部で、町建設課長の坂久男(58)は教えてくれた。 震災から5年が過ぎ、津波の跡には6階建てのオフィスビルや、真新しい災害公営住宅が立ち並ぶ。 海岸線に沿うようにかさ上げされた県道広野小高線(通称・浜街道)から続く斜面では、9月完成に向けて重機が仕上げの作業に入っている。 震災後、この地区の一角、10アールに満たない農地の買収について、坂は県から助言を求められた。現場は浜街道を復旧させる予定の土地だ。調べると、所有者は全員で120人以上に上った。 ここは地域住民が共同所有していた農地で、最後に登記されたのは明治時代。所有者の多くは亡くなっている。坂は「こういう土地は家系図をたどり、権利者を少しずつ特定していかなければならない。避難中の人もいて、会うことすら大変だったと聞いた」。震災の復旧事業は

    【復興の道標・名なしの土地-中】10アール農地「所有120人」 資産価値低いほど
    Yauchi
    Yauchi 2016/06/12
    06/06「相続登記は任意とされている。価値の低い土地を受け継ぐメリットは少なくなり、持ち主が分からない土地は今後も増えることが予想される。『所有者不明』の土地の問題は全国の地方に共通する課題でもある」
  • 【復興の道標・名なしの土地-上】増える「所有者不明」 用地交渉、施設建設の壁

    この墓地はいったいどうなるんだろうか」。震災前に大熊町で農業を営み、今は会津若松市に避難している渡部隆繁(66)は、中間貯蔵施設の予定地にある墓地の共同所有者の一人だ。 墓地の持ち主は16人。住民が昔から管理してきた小さな墓地だ。持ち主には、亡くなったり連絡が取れない人がいる。震災前、地元に残る所有者らが共同墓地の扱いについて話し合う機会があった。町外に出た人と連絡を取ることができず、話し合いは断念した。 渡部の元に昨年1月、環境省の職員が訪ねてきた。職員は中間貯蔵施設について説明し、渡部の話も聞いていったが、1年以上たった今では音沙汰がない。「住民にとって用地交渉は分からないことだらけだ。環境省は住民と膝突き合わせ、しっかり説明してほしい」。進まない施設建設計画と国の説明不足に、いら立ちを隠せない。 総面積1600ヘクタールと広大な中間貯蔵施設の建設に向け、環境省は2014(平成26)年

    【復興の道標・名なしの土地-上】増える「所有者不明」 用地交渉、施設建設の壁
    Yauchi
    Yauchi 2016/06/12
    06/05「所有者不明の土地の問題が調査に当たる司法書士たちの頭を悩ませてきた。『所有者が分からない土地は震災で突然降ってわいた問題ではない。それが中間貯蔵施設の建設遅れなど復興の過程で顕在化してきた』」
  • 【3月12日付編集日記】震災ロス:編集日記:福島民友新聞社 みんゆうNet

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    Yauchi 2016/03/12
    03/12「しかし原発事故が自らのことではない県外の人たちが四六時中、福島の事を考えている事などありえない。そこに余白が広がっていくならば福島の新しい魅力を売り込み、明るい福島色で染めていく好機ではないか」
  • 【3月11日付編集日記】3.11:編集日記:福島民友新聞社 みんゆうNet

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    Yauchi 2016/03/12
    03/11「県民にとって癒やし難い経験となった大津波と原発事故から5年。消し去ってしまいたい記憶も少なくないが、自然災害への備え、科学技術への過信という教訓は忘れてならない。多大の犠牲を払って学んだ辛い記憶」
  • 【震災5年インタビュー】漫画「いちえふ」作者・竜田一人氏 ありのままの姿認識

    たつた・かずと(自画像) 福島第1原発での作業体験を漫画にした「いちえふ 東京電力発電所労働記」を2013(平成25)年から漫画週刊誌で不定期連載し話題を集める。素顔や略歴は非公表。関東圏出身。51歳。 東京電力福島第1原発の廃炉の現場で働く作業員の日々を描いた漫画「いちえふ」の作者竜田一人氏は、自ら作業員として原発と向き合った上でこう話す。「地震、津波の災害の大きさに比べ、あまりに原発事故がクローズアップされすぎではないか」 「地震、津波で多くの人が亡くなっている。原発事故を過小に評価したいわけではないが、トータルの死傷者数を考えると、あまりに地震津波に対して過小評価しているのではないか」 震災から5年で、いまだに県の現状への正しい理解が進まない。竜田氏は「作業員を英雄視するのも違うし、虐げられている奴隷のようなかわいそうな人とみるのも違う」と話し、県の置かれた状況を過大でも過小でも

    【震災5年インタビュー】漫画「いちえふ」作者・竜田一人氏 ありのままの姿認識
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    Yauchi 2016/03/03
    03/02「竜田氏は『作業員を英雄視するのも違うし、虐げられている奴隷のような可哀想な人とみるのも違う』と話し、本県の置かれた状況をありのままの姿で認識し、全体像をみながら前に進んでいく事の必要性を訴えた」
  • 小・中学生からセシウム検出せず 相馬市・内部被ばく検査:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

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    Yauchi 2016/02/27
    02/26「値が最も高かったのは同市飯豊地区の男性で、預託実効線量は0.186mSvだった。市によると、男性は東京電力福島第1原発事故で出荷制限のかかった食品を未検査で食べていた」
  • 「甲状腺がん」累計16人に 福島県民健康調査・2巡目検査:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

    県と福島医大は15日、福島市で県民健康調査検討委員会を開き、東京電力福島第1原発事故発生時18歳以下の県民を対象にした甲状腺検査2巡目の格検査(昨年12月末現在)で新たに1人が甲状腺がんと診断され、がんと診断されたのは累計16人になったと報告した。2巡目検査を受けた約23万人のうち、がんや「がんの疑い」と診断されたのは前回報告(同9月末時点)から12人増えて51人となり、このうち47人は1巡目の先行検査で問題ないと診断されていた。検討委の星北斗座長(県医師会副会長)は「これまでの知見で判断すれば、現時点で放射線影響は考えにくい」と従来と同様の見解を示した。 検査では、事故直後から3年目までの1巡目検査と、2014(平成26)年4月から始まった2巡目検査の結果を比べて放射線影響などを調べる。いずれも1次検査で超音波を使って甲状腺のしこりの大きさなどを調べ、程度の軽い方から「A1」「A2」「

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    Yauchi 2016/02/17
    02/16「県と福島医大は、甲状腺検査2巡目の本格検査で新たに1人が甲状腺がんと診断され、がんと診断されたのは累計16人になったと報告した」
  • 【復興の道標・ゆがみの構図】識者の意見  和合亮一氏「求められる言葉の力」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

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    Yauchi 2016/02/15
    02/15「今回の連載で描かれているように、県民は今もさまざまな不条理の中にいる。同時に、この5年で変化したことも多い。言葉の力が求められるのはこれからだ」
  • 【復興の道標・ゆがみの構図】識者の意見  鈴木典夫氏「客観的データ尊重を」:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

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    Yauchi 2016/02/15
    02/15「丸5年の節目を前に、県外メディアには実態に合わない紋切り型の表現をやめるべきだと言いたい」
  • 【復興の道標・ゆがみの構図】福島をおとしめるな 努力続ける福島県民:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

    「人々が乗り捨てて逃げた車」と説明する写真を掲載した「DAYS JAPAN」12月号。同誌のほかにも原発事故後の県を、現実とは異なる形で取り上げるケースは少なくない 「どこが収束か 事故5年目を迎える福島 原発事故が奪った村」。月刊誌「DAYS JAPAN」12月号。そんな文字と共に、草が生い茂る中に車両が並ぶ写真が掲載された。ポーランド人写真家が写したもので「人々が乗り捨てて逃げた車が、4年半の歳月を経て草に覆われていた」と説明書きが添えられた。 今月2日、雑誌を発行するデイズジャパンは同社のHPで「『人々が乗り捨てて逃げた車』とあるのは誤りで、正しくは『投棄された車』でした」と訂正、謝罪した。原発事故前から廃棄されていた車だった可能性が高いことが分かったと説明した。撮影場所も双葉町と誤って記載していて、実際は富岡町だった。 「地元の人に話を聞いていれば間違いは起こらなかったはず。原発

    【復興の道標・ゆがみの構図】福島をおとしめるな 努力続ける福島県民:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
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    Yauchi 2016/02/06
    02/06「原発反対を主張するのはいいが、その主張のために福島をおとしめるのは、どうなのか」先日の『DAYS JAPAN』の記事の話がさっそく出ている。
  • 【復興の道標・ゆがみの構図】海外に届かぬ今の姿 理解促すアプローチ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

    「5年前、福島第1原発の爆発映像や津波の映像が何度も繰り返し流れ、それが台湾人の記憶に刻まれている。私も『福島』と聞くと、当時の情景しか浮かばなかった」。1月29日、政府が進める対日理解促進交流事業に参加して台湾から県を訪れた国立政治大4年の薛明雅(シュエミンヤー)(22)=台南市=は語った。 現在、台湾県の状況が報道される機会は少ない。「放射線の影響がある。福島に行くのは危険でないか」と親が心配した。薛は言う。「台湾人にとって福島は『まだ足を踏み入れることができない土地』というイメージだ」 実際、福島県に来て驚いた。「まだ入れない地域はあるとはいえ、それ以外は日の他の場所と変わらない」。2月1日まで、会津を観光したり、福島市の除染情報プラザを訪れるなど、復興の進み具合を学んだ。生まれて初めて、格的な雪も見た。 海外にも大きな衝撃を与えた東京電力福島第1原発事故。当時の印象はその

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    Yauchi 2016/02/05
    02/05「正しい情報発信が求められる一方で、海外の人の『止まった記憶』にアプローチしようとの取組みも始まっている。『当時の印象が強いだけに、“いつか福島に行ってみたい”と思っている人は多いはずだ』」
  • 【復興の道標・ゆがみの構図】象徴化される避難者 生活再建が一番大切:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

    違和感を覚えた。2012(平成24)年春、東京駅でのことだ。若者2人が楽器を鳴らしながら反原発を訴え「福島返せ」と声を上げていた。当時、郡山市から山形県に避難していた山形避難者母の会代表の中村美紀(40)は「福島の方ですか」と声を掛けた。 2人は福島県民ではなかった。それどころか、福島がどういう場所かもよく知らないようだった。中村は「私が返してほしい福島を、この2人は知らないんだな」と思った。中村は14年春に避難先から郡山に戻り、自主避難者らの支援活動に取り組む。東京駅での違和感と同じものを、今も時々感じることがある。 昨年春、母の会が発行した情報誌には、岐阜県の反原発活動家を名乗る人物からクレームがついた。情報誌では、中村らが自主避難の経験を踏まえて福島に戻った母親らを取材し「野菜の購入先は」「学校での心配事は」などの疑問点をまとめた内容だった。 避難を続ける人、帰還する人、どちらの選択

    【復興の道標・ゆがみの構図】象徴化される避難者 生活再建が一番大切:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
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    Yauchi 2016/02/04
    02/04「避難者は放射線への不安だけでなく、子どもの進学や仕事の問題など個々の事情を抱える。しかし一人一人の課題解決よりも、県民全体を『原発事故の被害者』と象徴化してしまう風潮はまだある」