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ブックマーク / zhongwenfanyi.blog69.fc2.com (3)

  • 中国語翻訳者のつぶやき 中国からの情報をどうみるか

    先の記事からはや半月。なかなか更新できず、はや四月に入ってしまいました。エイプリルフールだからというわけだからなのではないのですが、今日は中国のニュースをどうやって見ていけばいいかということについて、私からの提案を一つ。 最近国内外から、ミニブログをはじめとした新興メディアが脚光を浴びています。その理由はやはり、中央や地方が運営している管制メディアの情報が「信用できない」という事実があるからなのでしょう。新興のメディアは「草の根」の声を不特定多数に届けるという意味では最良の媒体であることは間違いありません。そこには、管制メディアが報じない真のできごとをたくさん見つけることができます。 しかし、ミニブログにも「信憑性」の問題が常につきまとっていることを私たちはわすれないようにしなければいけません。今回の周永康のクーデターなどはいい例だと言えます。先の江沢民死去説もこれに準ずるものでしょう。

    Yauchi
    Yauchi 2012/04/02
    04/01「ミニブログで流したデマの内容を知らずに紹介すれば、デマ散布に加担したことになってしまいます。また個人の感想なのに中国人全体がそう感じているように紹介してしまったら、誤解されることもあり得る」
  • 中国語翻訳者のつぶやき 中国メディアのニュースの「読み方」

    人による中国の論評を見ていてよく目にする見解に、「新華社や人民日報のニュースはでたらめだ」というものがあります。これは当なのでしょうか。 私は、この見解は「半分当たっているが、半分は誤解である」と考えています。曲がりなりにも13億の人口を抱える中国を代表する通信社・新聞社であり、世界中にニュース記事を毎日配信しています。「うそ」のニュースを報じ、報道倫理に反すれば、世界から厳しい目を向けられることは間違いないでしょう。 事実、中国の地方の弱小新聞社ならともかく新華社や人民日報が報じるニュース「自体」、つまり発生した出来事や事実に虚報はありません。これだけは、自信を持ってはっきりといえます。ですから少なくとも「ニュース記事の出だしから数行までは事実だ」という認識を持っておくべきです。 その一方で中国国内メディアには、「政府宣伝の喉舌」という日のメディアと違う役割もあります。「報道」と

    Yauchi
    Yauchi 2011/04/23
    04/23「中国の国外メディアの同じニュース報道にあらかじめ当たっておき、その対比を見ることで、「中国政府がこのニュースについてどう対処したいと考えているか」を読み取るようにすべきです」なるほろ。
  • 中国語翻訳者のつぶやき 「かっこ」の持つ意味

    中国語のニュース記事を見てみると、いろいろな文章記号が使われているのが分かります。これら文章記号の意味については、1年ぐらい前の記事「記号を解説」でご紹介しました。これら文章記号の中で、中日翻訳の際に見極めが結構難しいもののの1つ。それが「かっこ」だとわたしは感じています。 日語に当たる「●●」は、普通中国語では“●●"で表記されます。このことについてはご存知の方は多いでしょう。実際中国語のニュース原稿でもこの“●●"の記号は多く使われており、日語へ翻訳する際にはこの記号をほぼそのまま「」と訳して差し支えありません。 しかし中国語のニュース原稿ではこの“●●"に意味がこめられている場合があります。この意味についてしっかり理解しておかなければ、時には原稿作成者の意図を読み違えてしまう場合もあるので注意が必要です。こちらにある記事で解説してみましょう。この記事の5段落目の最初に次のような文

    Yauchi
    Yauchi 2011/01/17
    01/17「時として“●●"には政治的意図が含まれることがあることをしっかり認識しておくべきです。そして翻訳する場合は、記号まで大切に汲み取っていくことが必要ではないでしょうか」判ってても疎かにしがち、自省。
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