西アフリカのマリでは、トゥアレグと呼ばれる北部の遊牧民が長年、独立や自治を求めて南部にある首都バマコの中央政府に対して武力闘争を続けてきました。 この対立が激化するきっかけとなったのが、おととしのリビアの内戦でした。 トゥアレグの人たちは度重なる干ばつなどで経済的に困窮していたこともあり、リビアのカダフィ大佐のもとで、傭兵として働いていた人が数多くいました。 リビアの内戦で戦闘の経験を積んだトゥアレグの人たちが、カダフィ政権崩壊後大量の武器とともに帰国して新たな武装勢力を組織し、去年、2012年1月ごろからマリ政府に対する攻勢を強めていきました。 これに隣国のアルジェリアなどで勢力を伸ばしていた「イスラム教・マグレブ諸国のアルカイダ」など国際テロ組織・アルカイダ系のイスラム過激派が合流し、北部の拠点都市を次々と攻略していきました。 こうしたなか、去年3月には武装勢力と戦っていた政府軍の一部
【ベルリン=宮下日出男】アフリカ西部マリに軍事介入したフランス軍は16日、イスラム過激派武装勢力掃討のため、地上作戦に着手した。一部都市では仏軍地上部隊が武装勢力と交戦を始めたもようだ。従来は空爆による支援が中心だったが、武装勢力の強い反攻を受け、地上からの攻撃に踏み切った。仏による軍事介入とアルジェリアでの日本人を含む外国人拘束事件との関連も指摘されており、国際社会は過激派による報復という脅威にもさらされている。 フランス通信(AFP)は16日、中部ディアバリで仏軍地上部隊とマリ国軍が武装勢力と交戦に入ったと報じた。15日には首都バマコから仏軍武装車両約30台が北方に向かって出発したとされる。地上作戦の目的は、武装勢力が14日に占拠したディアバリの奪回のほか、中部の要衝コナに残存する武装勢力の掃討などにあるとみられる。 仏軍は11日の軍事介入開始後、過激派が制圧する北部の拠点都市へ空爆範
遂に長きに渡ったスリランカ内戦が終結しつつあります。LTTEはスリランカ軍の最終攻勢を前に敗北宣言を行いました。 スリランカの「解放のトラ」が敗北宣言、指導者死亡か:読売新聞 LTTE(タミル・イーラム・解放のトラ)の指導者、ベルピライ・プラバカラン議長が自決して死亡したとの情報もありますが、まだ確定ではありません。(死亡が確定しました。自決ではなく射殺されています) 最終決戦場、ムライティブ周辺の海岸線を制圧したスリランカ軍。タンクデサントしていますが乗せ過ぎですね、これ。 映像で海岸から少し沖合いに見える船は、ヨルダン船籍の貨物船ファラーⅢ号。2006年12月23日に座礁し、身動きが取れなくなったところをLTTEに乗っ取られました。その後乗組員は赤十字の仲介によって解放されたものの、LTTEの支配領域であった為に離礁もままならず、放置されていました。 酷い状態の残骸へと成り果てています
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く