中華ステルス機が公開されましたが、ちょっと疑問なんですよね。 先日、機体材料屋さんと話す機会があったのですが、やはりステルス機というのはやっかいだと、決して万能ではなく何処かで妥協しなければならない。中でも耐環境性の低さは問題となってお り、特にステルス性塗料の膨潤(水分を含んで、膨れること。特に、高分子物質が溶媒を吸収し、体積が膨張すること)の問題は深刻だそうで、F-22でも大問題になっている様子。膨潤してしまうと、誘電率を厳密に管理しているステルス機で は、誘電率が大幅に変わってしまい、ステルスが意味を成さなくなる。さらにメンテのための塗装剥がしも従来の塗装と違ってかなり面倒だそう。 この分野において、かの国が日米以上の知見や技術を持つとはとても考え難いので(恐らく最も苦手な分野でしょう)、実際に運用を始めたら頭を抱える ことになるのでしょうね。日本も何の考えもなしにステルス機を運用し
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