さまざまな戦い方 インドのイギリスからの独立運動を指揮したガンディーは『無抵抗』で戦いました 民衆暴動やゲリラ戦の形をとるものではなく「非暴力・不服従」で抵抗したのです 与謝野晶子は『君死にたまふことなかれ』と弟を強制的に戦争に送り出す国に対して、反戦歌で戦いました あゝをとうとよ、君を泣く、 君死にたまうことなかれ、 末に生まれし君なれば 親のなさけはまさりしも、 親は刃をにぎらせて 人を殺せとをしへしや 「末っ子の君なら、親からは大層可愛がられて育ったに違いない でもその親は、刃を握って人を殺せと教えたか?」という内容です 旅順要塞を多くの犠牲者を出しながら陥落した時も 「そんなの知ったこっちゃない」と詠んでいます 弟には結婚して間もない妻がいました 「暖簾のかげに伏して泣く」と詠い、夫が戦地へと駆り出されてしまった辛さに耐えながら、家業を切り盛りする妻の様子を表しました 非暴力・不服
