今週のお題「今年見に行ってよかったもの」 このお題で真っ先に思い浮かんだのはアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所だった。「よかった」というのは少し変だけど、元々存在を知っていた場所であり、現地を訪れ新たに学んだことは実際のところ無い。ガイドも付けず、日本語の説明があるわけでもなかったから、知識を得るのであれば本を読んだ方が簡単で安く充実しているだろう。現地を訪れることで得たのは、ある種の感覚だった。実感と言えばいいだろうか。こればかりは本を読んでも写真を見てもビデオを見ても、現地を訪れて得るものとはまた違ってくる。知識ではない。空気を知るという、知覚と呼べるかもしれない。現地の感想については写真も添えた日記を書いており、そちらに詳しい。 スポンサードリンク 今年見に行ったもの、というのは実際はかなり多い。多くの国を訪れ、場所を訪ね、それはただの観光地だけでなくそこにある日常の景色や、ミュ