濁点・半濁点なし文シリースの今回は、旧約聖書の「伝道の書」から第一章のみをお送りする。 内容か厭世的なのて、意外に思われる方も多いかもしれない。 しかし何故か、落ち込んているときなとに引っ張り出してきて、しみしみと読み返したくなる魅力かある。 第1章 1:1 タヒテの子、エルサレムの王てある伝道者の言葉。 1:2 伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空てある。 1:3 日の下て人か労するすへての労苦は、その身になんの益かあるか。 1:4 世は去り、世はきたる。しかし地は永遠に変らない。 1:5 日はいて、日は没し、その出た所に急き行く。 1:6 風は南に吹き、また転して、北に向かい、めくりにめくって、またそのめくる所に帰る。 1:7 川はみな、海に流れ入る、しかし海は満ちることかない。川はその出てきた所にまた帰って行く。 1:8 すへての事は人をうみ疲れさせる、人はこれを言いつくすこと