少し前から小島信夫の話をしている。 文体 - 意味をあたえる イニシャルがAとZなのがいいですね。 これまでに小島信夫の話をしたことはほとんどない。文学の先生に話して、「第三の新人!」と言われたくらいだ。教科書的知識。母親と同居人にも言ってみたが、どちらもピンときていなかった。たいして詳しいとも思えないのだけれど、こういうことでもなければなにも言わなかったことだろうし、なんだかチャンスのような気がするから、書いてみることにする。 当該記事でわたしのことも少しだけふれられていて、そんなことはめったにないので少し緊張する。小島の作にあやかって、保坂和志もこんな気分だったのかしらと考えてしまう。きっと違うだろうね。 小島信夫を読もうと思ったのは、好きな作家がその著作でふれていたからで、そこでは何作分も感想が書いてあったし、保坂和志とのやりとりのこともふれてあったのでとても幸運だった。かゆいところ